日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

レシート

2007年02月11日 | インポート
愛野町に、またひとつ、日用雑貨全般を販売する比較的大きな店が、最近オープンした。

灯油も販売していると聞いていたので、一度見ておこうと思い、妻と二人で出かけた。

灯油が1リットルで68円と、いつも買っているガソリンスタンドの価格よりも5円安いが、そのガソリンスタンドでは、少し前より、1リットルに付き5円引きの券を無料で発行している。

価格は同じだが、他の日用品を買いに行ったついでに、同じ店で灯油も買って帰れるというのは便利だと思う。

レジで灯油代金を支払うとレシートが渡され、外にある給油機の所で、店員さんが給油してくれるという仕組みのようだ。

せっかく行ったのだから、店内を一巡してみたら、日常生活で使う消耗品や、あると便利な物で価格が安い物を何点か見つけたので、購入して帰った。

家に帰ってから、レシートをチェックしていた妻が、「あれっ、商品棚の表示では198円になっていたのに、レシートの単価では235円になってる。私の見間違いだったのかな。」と言ったので、念のために自分が買った品物の値段をレシートで見てみたら、商品棚の表示では398円だった物が498円になっていた。

早速、その店に電話を入れて事情を話すと、レシートの右下に表示してある番号を聞き、すぐに調べてくれた。

結局、売り出し価格をレジのシステムの中に打ち込んでいなかったという説明で、198円の品物2個分の差額74円と、398円の品物の差額分100円の合計174円を、次に来店した時に渡すからということだった。

次はいつ行くか分からないし(このような事があるような店には行かないかもしれないので)、忘れてしまうかもしれないので、すぐにその店に受け取りに行ったら、封筒に入れて用意してくれていた。

家からその店までの距離は、およそ3kmあり、2往復したから、結果として12kmぐらい車を走らせた事になる。

差額の174円と、車を12km走らせるのに使ったガソリン代とどちらが高くついたのか分からないが、一庶民としては余分に支払わされた174円を、そのままにしてはいられなかった。

小学校の頃の遠足の時に、先生からよく言われた言葉で、「家に帰り着くまでが遠足ですよ。」というのを思い起こした。

ニワトリのマークの店での買い物に関しては、「家に帰って、レシートの数字を確認するまでが買い物なのだ。」ということを教訓としておこう。


豊田かずき