誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

矢車草

2015-04-19 07:18:49 | 日記

矢車草(キク科)花言葉は、教育。地中海沿岸から小アジア原産の一年草。日本へは明治時代に渡来。切り花や花壇用の花として栽培される。草丈30~100cm、よく分枝した茎の先端に径4~5cmの頭花をつける。辺花のひとつの花をよく見ると、花弁の先が不規則に裂けて鯉幟の先端に飾る矢車に似るので「矢車草」と呼ばれるが、正確には「矢車菊」。花色は青紫、桃、白、赤など。日本の山間部には別種の「矢車草」が自生するが、ユキノシタ科の多年草で、葉は矢車の形。●ヨーロッパのどこの小庭にも見かけられる庶民的な雰囲気のある花である。エジブトのツターンカーメンの柩が発掘されたとき、埋葬品といっしょに発見された花がこのやぐるまそうでした。英名コーンフラワーのコーンとは麦のこと。麦畑でよく見かけるため「カイゼルの花」と呼ばれ、独身者が襟元につける習慣があったので「独身者のボタン」というしゃれた名前もありました。「矢車草教会で会ふ恋いまも 宮脇白夜」「久女の墓低し矢車草よりも 二宮貢作」「供華に挿す矢車草の一つかみ 綾部仁喜」「遠ちを視る母の眸のある矢車草 山崎久美江」「矢車草ぐつたり咲きていくさあと 豌豆信子」。(みちのくや踊る手に手に矢車草。青空に挑む明るさ矢車草 ケイスケ)