誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

異常気象東日本豪雨の状況

2015-09-11 17:50:59 | 日記
四方を海で囲まれる日本、火山活動あり、台風あり、台風の勢力を知るのに、かなり以前は手段に限られていた。気象偵察機が台風の中心に飛びこみ、気圧などを測っていた。今は危険を冒すまでもなく、人間の目は宇宙空間にある。衛星から送られてくる映像に驚かされた。栃木、茨城の上空に南北に延びる積乱雲が居座って動かない。気まぐれな天に人知はは神の視線をもつところまできた。後はどう有効に使うかだ。と唱えることはできても、そこからが難しい。川が決壊し街が濁流にのまれ、家が流される。そこまで予想し対処した人がいただろうか?激流に傾く家の2階から懸命に手を振る家族がいた。電柱にしがみつく人も、救助のへりが住民をつり上げる様子を、つらくたまらない気持ちで見守るしかなかった方は多いだろう。大雨は宮城に移り大崎市で堤防が壊れ街に濁流が押し寄せた。助けを求める人は?行方不明者は?懸命に捜索をする、自衛隊、警察、海上保安庁などの救助隊員は10日の夜の時点で1967人、へり38機態勢で救助にあたった。全国の大雨被害は「死者3人、行方不明者25人,負傷者27人,床上浸水309棟、床下浸水1328棟、避難指示7万4815人、避難勧告71万5340人。山谷防災相は閣議後の記者会見で「いまだ多数の方が行方不明で深刻な被害が出ている。物資の確保、避難所の環境整備など最大限の支援をしていきたい」と述べた。(11日午後0時半現在(読売新聞社調べ)

新蕎麦;走り蕎麦

2015-09-11 07:03:44 | 日記
夏撒きの蕎麦は9月にはもう秋蕎麦の走りとして精粉される。まだ熟しきらないのでやや青みを帯びた蕎麦粉で打ったものが新蕎麦で、走り蕎麦ともいう。手打ちのの新蕎麦はまことに風味がよく、初秋の味覚として貴重である。上方では蕎麦よりもうどんを好む傾向であるが、蕎麦の産地の信州(長野県)や上州(栃木県)をはじめ関東では昔から蕎麦を好み、新蕎麦は特に珍重された。夏撒きの蕎麦を収穫するとすぐに秋蒔きの蕎麦にかかる。立秋ごろに蒔いた蕎麦はもう初秋のころに白い花が咲き、晩秋に実を結ぶのである。「新蕎麦やむぐらの宿の根来椀 与謝蕪村」「新しき蕎麦打って食はん坊の雨 夏目漱石」「新蕎麦を持ちて湯滝に打たれをり 水原秋桜子」「新そばとなりし蕎麦屋も宿ほとり 皆吉爽雨」「新蕎麦や夕照りのダムまかなひに 星野麦丘人」「師と席を分けあひ旅のはじめそば 佐山文子」。(蕎麦店の軒先新蕎麦ありと告知あり ケイスケ)

ソバ

2015-09-11 05:24:29 | 日記

ソバ;蕎麦(タデ科)花言葉は、あなたを救う。一年草。高さ30~60㎝で、初秋のころ茎頂に白い小花か短い総状花序に群がるように開く。満開時は地面に真っ白な綿を置いたようになり、風に揺れると柔らかい茎の根元の赤さが覗く。花の形や色は淡紅色のものもある。花後の果実中の胚乳から蕎麦粉を製する。寒冷地や高地などの条件の悪い所にも栽培は可能である。「新蕎麦や葎の宿の根来椀 蕪 村」新蕎麦の袋を縫ひぬ赤き糸 長谷川かな女」「新蕎麦や暖簾のそとの山の雨 吉田冬葉」「手送りの箸の回るや走り蕎麦 榎本好広」「そば刈るやまだしら花の有りながら 曽 良」「蕎麦刈りに西より雨の来る信濃 石原舟月」「雁の束の間に蕎麦刈られけり 石田波郷」「蕎麦刈りの三人もをれば賑々し 小原琢葉」「城跡を泣く人誰そやそばの花 言 水」「山畑や煙のうへのそばの花 蕪 村」「月光のおよぶかぎりの蕎麦の花 柴田白葉女」「遠山の奥の山見ゆ蕎麦の花 水原秋桜子」「蕎麦の花火山灰の山畑暮れ残る 羽田岳水」「ふるさとは山より暮るる蕎麦の花 日下部宵二」「淋しきときは淋しき色に蕎麦の花 加藤瑠璃子」「仏より人たそがるる蕎麦の花 三田きえ子」「揺れそめて揺れひろがりて蕎麦の花 本井 英」「戸隠雲凝るならひ蕎麦咲けり 山上樹実雄」「花蕎麦や谷におくれて峠の灯 長田 等」。(噴煙の低くながるる蕎麦を刈る ケイスケ)。