川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

吉見・桜堤と八丁湖

2009-04-13 06:38:24 | 川越・近郊
 12日(日)川越近郊の花も今日あたりが見納めかと吉見の桜堤まで行くことにしました。手術前は何でもない距離だったのですがここ数年は遠すぎて断念していたのです。
 荒川自転車道は日曜日とてサイクリングスタイルの若者(中年?)がめだちます。ぼくの自転車は順子(すんじゃ)がプレゼントしてくれたママチャリです。荒川区のリサイクルセンター産で年代物です。それをゆっくりゆっくり漕いでいきます。それでもちょっとした坂道で息切れします。
 大抵の人はマナーをきちんと守り、丁寧に追い抜いて行きます。今日は一人だけ傍若無人な走り方をする人に出会い、ひやっとしました。登り下りでゆっくり道を分け合っているところに猛スピードでつっこんで来て追い抜いていくのです。競技場と間違えているのでしょうか。

 鳥羽井沼を過ぎると人影もぐっと減ります。県立の子供動物園に通じる新しい自転車道が整備中のようです。

 桜堤は菜の花が満開で桜の花びらが舞っています。土手下のあちこちで家族などの花見グループの団らんがつづいています。人々の表情が明るく、平和そのものです。

  吉見の桜堤http://kan.cool.coocan.jp/intothefield/report/report/2004/0328/index.html

 長くつづく桜のトンネルを抜けて、八丁湖まで行くことにしました。ここまで来たら大丈夫だろうと思いました。途中で道を間違いたどり着いたのは吉見観音。
 風情のある三重の塔。お参りをして裏山から八丁湖へ。

 八丁湖http://plaza.rakuten.co.jp/keikoroom/diary/200904110000/

 数年来ないうちに様子が変わっています。花の季節だというのに売店はしまっているし、ボートも浮かんでいません。
 ぼくはもうよれよれになっていたので入り口から遠くない道ばた(湖畔)にシートを敷いて弁当にしました。花はもう終わりに近づいていますが木々の新芽が美しく水墨画の風景です。

 食事後はフレンドシップセンターの丘で午睡。ここはかつて東京・王子の学校から中国帰国者の生徒たちとサイクリングして泊まったところです。シートの上に仰向きになり、あれこれと思い出しているうちにいつの間にか夢の世界。小一時間はたったのではないかと思います。

 疲れがだいぶ取れたようです。帰りは「緑の道」で市ノ川大橋を渡ったところで子供動物園への自転車道に載りました。ここの池畔も桜が美しいところです。国道254に出るともう一安心です。ひたすら南下、落合橋を渡ったところで開通間近い北部循環道路を勝手に試走して帰り着きました。