川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

池商OGからの便り

2012-06-20 10:35:34 | 友人たち

昨夜の嵐は相当のものでした。

 我が家では10余年ぶりに雨漏りがありました。南側から吹き付ける強い風雨が二階の窓の敷居の隙間から入り込んだようです。10時過ぎに僕のベッドの布団の上に水滴が付いているのに気づいてびっくり。二階に避難して休みました。幸いにも風雨の強い時間は短く被害は軽微です。

 この程度の風雨は故郷の室戸岬ではしょっちゅうです。こんなざっとした家ではとても住めないということです。10年前に直しては貰ったのですが‥。コリンゴの実や葉が散乱したほかは一応庭にも変化はありません。ひまわりも朝顔も順調に生育中です。

 嬉しい便りが二つ。

ひとつは美香さん。87年3月、池袋商業高校卒。僕が3年間HR担任をした人で結婚式以来の音信です。しばらく前のクラス会に姿が見えなかったので心配していました。

 二人の女の子の写真が同封されています。元気で何より。だいぶ前から「川越だより」を毎日のように読んでいてくれた、とか。

これはとても嬉しい。僕の生徒だった人に読んでもらいたいと思って毎日毎日駄文を綴っているのですから。学校がなくなってしまった「池商」と「北高」のOBOGには特に‥。

 やはり僕の生徒だったお兄さんも、顔見知りのお母さんも元気だとのこと。いつかまた会えるかな。

二つ目は石巻・高福寺の慶子さん(85年3月卒業)。

先日訪ねて被災地を案内してもらったばかりです。

写真をたくさん送ってくれました。牡鹿半島でのスナップ写真に混じってお坊さん仲間でやっている「Cafe De Monk」(お坊さんの喫茶店)の写真があります。南相馬市の岩屋寺境内だといいます。

 心が通い合う友人たちと共に被災者の心に寄り添う活動を続けています。

友人たちとの写真のなかに「啓介先生 倫子さん ありがとう」と大書した画用紙をかざす慶子さんがいます。

嬉しいやら恥ずかしいやら。

お寺を訪ねたときに裕昭和尚にささやかなカンパをさせてもらったのです。みなさんに喜んでもらえてよかった。

 裕昭さん慶子さんのお寺は高福寺。石巻の郊外の山の中にあります。池商の旧友たちが訪ねると喜んでくれるでしょう。