川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

それぞれの出発

2013-03-29 09:14:18 | 友人たち
3月27日(水)雨
昼前に先輩の彰人さんの御宅を訪ね、ゆっくりお話をすることができました。

長年にわたって手塩にかけたsくんが今春大学を卒業して他県の高校に就職するとのことです。

先輩は家業のかたわら民生委員として活躍してきたのですがsくんを自宅に住まわせて小さい時から薫陶してきたのです。自分の子どもたちにもしなかったことを精魂込めてやりきったのです。
明日には赴任地に行くというsくんと会いました。さすがにシャキッとした青年に成長し、子どもたちに好かれる先生になる予感がします。

厳しい家庭環境に生まれた人です。しかし、これほどの愛情のこもった薫陶を受けられた子が他にいるとは思えません。
祖父がわりとなり師となった人の思いを心に刻んで子どもたちの兄貴分として思い切り活躍して欲しいものです。
僕も応援しがいのある人物に出会って嬉しいひとときでした。

夕方になってコニヤンの御宅を弔問しました。急逝したコニヤンの四十九日の法要がもうすぐです。
奥さんは3月末で教職を辞し、いくらかはゆったりできそうだということです。お子さんたちもそれぞれに新しい人生の門出です。


(コニヤン人形)
コニヤンが一人サッサと旅立ってさびしいかぎりですがこの家族は人生最大の危機をしっかり乗り越えて行くだろうとおもいました。