外は雨になったようです。若洲の風車が廻り、尖端の灯台(?)の光が点滅しています。街路樹も心持ち、生き生きしてきたように見えます。灰色の空ですがしっとりしている方がいいかなと思われます。
今朝の血液検査で白血球の回復も順調のようで、週明けには退院ということになりそうです。
今日はぼくの身の上に変化がありました。2時頃、5階のウェルネス ヘアサロンで丸坊主にして貰ったのです。昨日あたりから抜け毛が目立つようになったので思いきって短くしてみたのです。といってもピカピカにしたわけではなく、5分刈り程度です。さっぱりしたという感じ。
坊主頭は多分、高3以来です。前校長の死去に伴い、曽我部清澄という校長が着任して、長髪もよしということになったのです。それ以来、半世紀近く惰性で来たようなものです。副作用による脱毛がきっかけとはいえ、髪型の変更は気分を新たにします。
結婚してしばらくの頃から、ぼくの散髪はずっと妻がやってくれました。ですから、ヘアサロンというところは多分はじめてです。こどもの時に散髪をしてくれた父やサンパツヤさんの顔を思い浮かべながら、30分ほどを過ごします。マッサージで緊張を解きほぐしてくれていい気持ち。これで2500円也。
帰室するとMさんが「短くなったね、いいよ」などといってくれます。
Mさんは昨日、この部屋の住人になった方でぼくよりは10歳上です。ちょうど来ていた妻と娘の3人にあいさつがわりに人生の話をしてくれました。
日本領だった樺太に生まれたが早くに両親に別れ、親戚をたらい回しにされるうちに「不良」になった。クリーニング店で働く技術を身につけ、世渡りのたつきとしてきたがあちこちのやくざにも世話になり、刑務所も何度か体験した。入院に当たり、息子と40年ぶりに対面することができた。
病状は良いとはいえないのに大きな声で一生懸命話します。こども時代を過ごしたのは樺太の旧国境のまちでひねくれていく自分の姿を語りながら、今もかわらない少年達の悲しみにふれます。「よく生きてこられましたね」と声をかけてやりたい思いです。
「笑顔がいいよ」とぼくのことを励ましてくれます。両手を握って励まし合いました。
室戸岬小の同級生・功子さんご夫婦が昨日午後寄ってくれました。旦那さんが御殿場の出身で富士山を案内して貰ったことがあります。この夏には室戸に帰るとのことで、ぼくが元気になりさえすれば、盆踊りで会うことが出来ます。父の初盆に当たり、親戚縁者が灯籠の周りを口説きに会わせて踊るのです。「いれ踊り」といいます。漁師町にいつ頃からか伝わる宗教的行事でいまごろの盆踊りとは違います。功子さんもどなたかのためにいれ踊りをするのです。
昨日、このブログを訪れてくださった方は103人です。100人を超えたのは初めてです。ありがとうございます。
今朝の血液検査で白血球の回復も順調のようで、週明けには退院ということになりそうです。
今日はぼくの身の上に変化がありました。2時頃、5階のウェルネス ヘアサロンで丸坊主にして貰ったのです。昨日あたりから抜け毛が目立つようになったので思いきって短くしてみたのです。といってもピカピカにしたわけではなく、5分刈り程度です。さっぱりしたという感じ。
坊主頭は多分、高3以来です。前校長の死去に伴い、曽我部清澄という校長が着任して、長髪もよしということになったのです。それ以来、半世紀近く惰性で来たようなものです。副作用による脱毛がきっかけとはいえ、髪型の変更は気分を新たにします。
結婚してしばらくの頃から、ぼくの散髪はずっと妻がやってくれました。ですから、ヘアサロンというところは多分はじめてです。こどもの時に散髪をしてくれた父やサンパツヤさんの顔を思い浮かべながら、30分ほどを過ごします。マッサージで緊張を解きほぐしてくれていい気持ち。これで2500円也。
帰室するとMさんが「短くなったね、いいよ」などといってくれます。
Mさんは昨日、この部屋の住人になった方でぼくよりは10歳上です。ちょうど来ていた妻と娘の3人にあいさつがわりに人生の話をしてくれました。
日本領だった樺太に生まれたが早くに両親に別れ、親戚をたらい回しにされるうちに「不良」になった。クリーニング店で働く技術を身につけ、世渡りのたつきとしてきたがあちこちのやくざにも世話になり、刑務所も何度か体験した。入院に当たり、息子と40年ぶりに対面することができた。
病状は良いとはいえないのに大きな声で一生懸命話します。こども時代を過ごしたのは樺太の旧国境のまちでひねくれていく自分の姿を語りながら、今もかわらない少年達の悲しみにふれます。「よく生きてこられましたね」と声をかけてやりたい思いです。
「笑顔がいいよ」とぼくのことを励ましてくれます。両手を握って励まし合いました。
室戸岬小の同級生・功子さんご夫婦が昨日午後寄ってくれました。旦那さんが御殿場の出身で富士山を案内して貰ったことがあります。この夏には室戸に帰るとのことで、ぼくが元気になりさえすれば、盆踊りで会うことが出来ます。父の初盆に当たり、親戚縁者が灯籠の周りを口説きに会わせて踊るのです。「いれ踊り」といいます。漁師町にいつ頃からか伝わる宗教的行事でいまごろの盆踊りとは違います。功子さんもどなたかのためにいれ踊りをするのです。
昨日、このブログを訪れてくださった方は103人です。100人を超えたのは初めてです。ありがとうございます。
お気づきかもしれませんが、ここ数回のコメントは
授業の後で図書館から発信しています。2時間までがリミットなのですが、打ち込みの遅いぼくはたいてい最後にバタバタして終わります。家に帰ってもう一度読み直して、誤字に気づいたりしています。
100人突破、すごいですね。100人でけいすけさんの「倫社」の授業を受けているような、100人で移動教室に出かけたような思いに誘われます。今日の文章中に「室戸岬小の同級生・功子さん夫妻」とあるのを見て、先日この方のメールをけいすけさんが転送してくれて、その中に「カツヨシさんのコメントも読んでいる」旨の言葉があり、嬉しく思ったのを思い出しました。けいすけさんの心配りで、横のつながりもできて、不思議な100人の村が現出したような観さえあります。そのつながりの一員であることに大きな喜びを感じます。