知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~
バッキャロー!北朝鮮!このやろー! 何が「荒唐無稽なねつ造謀略ドラマ」だ。
さては、全部検閲で観て、感動しやがった
な!
これ、めちゃくちゃ良い作品じゃねえかよ。
同国人なのに国家が二つに分かれているが
ゆえ、愛し合っていても結ばれない悲恋。
これは日本人には描けない。
日本では同国内の二つの国家の間で苦しむ
ロミオとジュリエットはいないからだ。
この作品、凄くいいわあ。
東京ジモチーの人々は情に厚いが、役人
たちは江戸時代から情に薄く人を見下す。
都庁に仕事で赴いた時、一度こんな事が
あった。
所用の課の担当者との打ち合わせが終わ
り、数十階をエレベーターで降りて1皆
フロアに出た。
その時、立ちくらみがしてフロアのソファ
に腰をかけた。そして、ロダンの考える人
のように前屈してやり過ごしていた。軽い
貧血のようだった。
すると、係員のような職員が走って来た。
「何やってるんですか?!」と言う。
「少し目眩がして。すいません、大丈夫
です。すぐに回復します」と私は言った。
そうしたら!
「救急車呼びますか?そうでないなら、
迷惑です。あー、早く出て行ってくださ
い」と言った。ママである。
私の格好は背広に白いカッターシャツに
ネクタイ、革鞄を脇に持っている。
これが不審者とでも思った?
「貴方、いつも都庁来訪者にそんな口の
ききかたしてるの?
所属と氏名を明らかにしなさい」
と私は言った。まだ私が30過ぎ位の頃だ。
事務所の職員身分証明書カード(免許証
みたいな物。最高裁図書館に入る時など
に必要)を示して。
すると、突然態度を豹変させた。
急にペコペコして、「いや、お加減がよろ
しくないのでしたら、と思いまして」など
と言う。急にたどたどしい山手言葉で。
グラグラ来たばい。しぇからしか!木端
役人が!くらすぞ、きさん!と内心思った
ね。こちとら江戸もんだけど。
役所の役人とオマワリと学校のセンコー
だきゃあ今でも好きではない。
だってねえ。
人間がロクなのいないんだもん。いや、
まじで。
高圧的に上から目線で人を見下してるよう
なタコのクソが頭にのぼったのばかりが、
まじで大集合なんだよ。いや、ほんとに。
役人、オマワリ、センチャン、これ社会の
三醜悪ね。心がさもしいのが非常に多い。
この公務員3種だけは、ドカンチガイ人間
だらけだ。公僕たる意識ゼロ。誰から給料
貰ってると思ってんだか。えっらそうに、
バッカじゃねえの?
それの親玉は政治屋だけどなー。
黒木瞳さんが監督の『十二単衣を着た悪魔』
が興行不振で大コケ(超大コケ)しそうとの
予想が出ている。
全国全館チケット売り上げは2000万円台
しかない。数十億の赤字の見込みになる。
理由はコロナ影響と出演者の連続逮捕との
ことだが、後者が原因だろう。
コロナ影響下でも『鬼滅の刃』は空前絶後
の人気で連日満員だからだ。コロナは関係
ない。
黒木さんは、性格はともかく、美人さんだ
と私は思う。美人でいてとてもかわいい。
顔はね。顔はかわいい。私と同学年の人。
還暦の60歳でこの写真なのだから、女優
さんというのは、やはり見栄えするもの
なのね(笑)。
黒木さんのご主人のイトコの家にバイク
を預かってもらっていたことがある。
駐車場所がなかったので。
ご主人とイトコさんの曽祖父は玄洋社の
頭山満だ。
私の抜刀術の師匠の祖父も玄洋社の社員
だった。
頭山満は志士から自由民権運動の士とな
り、後にアジア主義者として活躍した人
物だ。孫文の日本亡命を支援したりもし
た。孫文は帰国後中華民国大統領となる。
頭山満は、いわゆる「時代」の中で大きな
政治的影響力を持った民間の「大物」だ。
明治から昭和にかけての歴史的な日本の
動きにすべて影響を与えている。
その後は、欧米帝国主義国の侵略統治国
各国の独立運動の支援をした。
昭和時代には宮様により日本国政府の参議
に推されるが、世界の大物たる頭山をただ
の町のヤクザと見下していた警察官僚上が
りの者の猛烈な反対により実現しなかっ
た。
頭山満が参議となっていれば、満州におけ
る関東軍の行動は違っていたかも知れな
い。関東軍による満州国建国には頭山は
不満を持っていた。誰がどう見ても満州国
は日本の傀儡であり、真の独立などではな
いことは今更言うまでもない。欧米列強の
泥棒支配が日本の強盗支配に代わっただけ
だ。
歴史に「もしも」は無いのであるが。
頭山満が戦後まで生きていたとしたら、
東京裁判で東条英機のハゲ頭を後ろの席
から引っ叩いたのは大川周明ではなく頭山
満だったかもしれない。
大川は精神錯乱で意味不明な事を叫んで
何度もしつこく東条の頭を法廷で引っ叩い
たようだが、頭山だったら、拳骨で殴って
いたように思える。