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神奈川県道75号湯河原箱根仙石原線。
通称「椿ライン」。
神奈川県の湯河原町と箱根町を結ぶ
一般県道だ。
ここは昔から関東東海地方の走り屋
のメッカだった。
イニDの舞台でもある。
総全長38.8kmだが、上のほうの15km
区間が主としてバトルエリアとなって
いた。
10R以下のヘアピンも多い。
私は椿はあまり好きではなかった。
椿も走らない事はないが、何か
違和感を強く感じていたからだ。
ルート自体はとても良い。
コース自体も良い。
だが、「ここでは下手すると
確実に死ぬな」というのは強く
感じた。
私が相方と主コースとしたのは、
芦ノ湖の西の山の上の稜線を走る
高速セクションが続く芦ノ湖・
箱根スカイラインと芦ノ湖北側
の乙女道路だった。
こちらはどちらも有料道路だった
こともあり、いつもかなり空いて
いた。
椿ラインは平日でも超混雑だった。
スカイラインのほうは、四輪や二輪
の雑誌等の走行レビューでは定番の
ワインディングで、路面状態も頗る
良好なロードだった。
低速コーナーはほぼ無い。
箱根スカイライン
これは1995年なので、私よりも
10才くらい下の世代が走る椿だ。
こうした状態が1983年頃から
2000年頃まで17年間程、箱根
の椿ラインでは続いていた。
私自身がかつては峠(やま)屋
だったので、峠を攻めるなとは
言わないが、いかんせん道が
混み過ぎ。
それと、低速コーナー連続過ぎで、
サーキットテイストは一切ない。
しかも、飛んだら救急車が来る
まで3時間だ。まず死ぬ。
そして、実際にとんでもない数
の若者たちがここで死んだ。
死なずとも、正面衝突や激突や
転倒事故が無い日はなかった。
そういうロードが椿ラインだった。
私は極力避けた。