キャンプにナイフは必携だ。
それはゆるキャンであろうと、ブッシュ
クラフトを伴うガチキャンであろうと。
ゆるキャンでも料理をするには刃物は必要
だ。レトルトの封を切るのもナイフ一丁
あるのとないのとでは大違いだ。
ハードキャンプには、ナイフでのバトニン
ハードキャンプには、ナイフでのバトニン
グ薪割りまでをカバーするフルタング物
が適している。
基本的に薪割りは手斧でするものだが、細い
焚き付けなどに割るには、手斧よりも
焚き付けなどに割るには、手斧よりも
ナイフのほうが簡単だったりするシーン
もかなり多い。丈夫なナイフは必携とな
る。
ブレードの断面形状はコンベックス(蛤刃)
もしくはセーバー・スカンジがよいだろ
う。フラットグラインドは楔作用が低く、
薪を割りづらい。
(フルタング+コンベックスグラインド)
ナイフバトニング自体は、薪へのチョップ
(フルタング+コンベックスグラインド)
ナイフバトニング自体は、薪へのチョップ
による切れ込み入れを含めて、私はかなり
昔からやっていた。
このナイフで。
これは40年以上の付き合いの古いナイフ
だ。どハマグリ刃のセーバー。背のギザ
刃はノコギリ用ではなく、削り火口を作る
のに適している。
レザーワッシャー部はライトブラウンだっ
たのに、過酷な野外での酷使を続けたので
真っ黒に変色している。
ただし、サバイバル活動ではなく、キャン
ただし、サバイバル活動ではなく、キャン
プなどでは料理用には別な薄物ナイフの
ほうが厚物ナイフよりも圧倒的に使い易い
のが現実だ。
キャンプであろうと、実は料理に適して
いるのは包丁だ。右に出る物は無い。
包丁はクッキングナイフであり、料理専用
に特化された刃物であるので、野外ナイフ
などよりも料理で使うには断然優れてい
る。
それでも、包丁をキャンプに持ち込むのは
仰々しいと思えるならば、料理にも使える
薄刃のフラットグラインドナイフを推奨。
こうしたビクトリノックスなども料理で
こうしたビクトリノックスなども料理で
は大活躍する。鱒さえさばける。
切れ味試しはトマトを切りのテクニック
切れ味試しはトマトを切りのテクニック
を使わずに刃味のみでスライスカットする
と判り易い。
それとキュウリを切ると非常に刃のタッチ
を感知しやすいのだが、微細な刃の差異を
知覚するのは繊細な感知能力がないと無理
なので、こちらは刃物好きな方や料理専門家
向けの識別テスト方法だ。
一般的には「ただ切れる」ように研いで
あれば充分だ。
キャンプでは、中型の9cm〜14cm程の
刃渡りのフルタングナイフはハードユース
に絶対必要だが、それだけでなく、もう
一つ小型の折り畳みナイフを持っている
と軽作業等で物凄く便利だ。
このような6センチ強程度の刃長のナイフ
が大活躍する。こういうナイフをポケット
に入れておくだけで、作業効率は格段に
向上する。
このような少し大きめの折り畳み=フォー
ルディングナイフもアウトドアではかなり
有効だ。
この同モデルなどは、私の友人たちも
何人か使っており、非常に使い易いとの
現場評価をしているようだ。
私も実際に使い倒してみて、かなりイケ
ると判断した。ただし、この鋼材はステン
レスなのだが錆び易い。
ナイフは登山、トレッキング、キャンプ、
ブッシュクラフト、野外メシに必携です。
用途に応じてナイフを選び、お気に入り
のナイフを腰に大いに外遊びを楽しんで
ください。
ナイフは、人を幸せにする刃物です。
どうぞ、皆さんも良き時間を。