タイカレー。
用具置き場。これはMr.ハッピースタン
ストーブ設置のポールテント。
テントから陣幕エリアを見る。
しかし、このくそ寒いのによく
キャンプなんてやるねえ(笑)。
まあ、寒いからいいのだろうけどさ。
ま、あちしもやってたわけで。
厳冬期の冬山ビバークの経験は
ないが、雪中キャンプは何度か
やった。
でも、完全に雪の時より、今時分
の季節のほうが寒さを感じたり
する不思議これあり。
好きでテン場に行ってるので、
変態さんたちにどうのこうの
おいら自身も言えないけど、寒い
もんは寒いのよね、現実は(笑)
でも、寒さ関係ない喜びそこにあり。
こたつで蜜柑もいいけどさあ。
あえてラクチンではない事をわざと
やってるのだから。外めし好きの
変態さんたちは。
あんたも好きねえ、てな感じで。
スズキ ビッグボーイ カフェレーサー
何度見ても、どう見てもカッコいい。
カフェレーサーのモトヅクリは美的
センス如何だと思う。
元国際A級のSR屋さんが作ったライト
ウエイトクラスのカフェレーサー。
なぜカッコよく見えるのだろう。
それは「基本を外していないから」
だと思う。
料理においてよくド素人は何かと
「俺流」のいらぬアレンジを加える。
そして、基本を外してまずくなる。
調味料にしろ調理方法にしろ、定式
通りの教えられた分量と手順でやれ
ばいいのに、勝手に隠し味だとか
称して手前勝手な事を素人ほどやり
たがる。思い付きの奇抜さが新機軸
を生むとか勘違いしている。
プロ中のプロほど基本に忠実だ。
そして、味は外さない。
長い歴史の中で斯界に培われた匙加減
を外さないからだ。
オートバイのカスタムも料理にとても
似ているものがあるように思える。
このショップさん、抜群にセンスいい。
神戸 モトドッグ
https://www.motodog.com
仲間内で毎月の月例野営会を
催している。
有志のみで集結して、外めしを
作って食べる。
日程は1泊2日乃至2泊3日。
その「みらい野営会」では、
最近一般的なキャンプらしい
外めしから、なんだか本格的な
中華やフレンチ系を外めしで
試し試しやったりしている模様。
レトルトを温めておしまい、で
はなく、中華鍋振ってる人も
いる(笑)。
ミリタリーレーションという
軍用糧食が大好き人間の集まり
なのだが、野営で食に凝る事
が自然発生的な流れで出て来た
のがなんだか面白い。
参加者は基本的に自分で包丁も
使えるし、何でもできる。
野営人(びと)で刃物が使えない、
料理一つできない、というのは
論外だ。外に出て生活すると、
人が協力し合うのは大前提だが、
自分の事は自分でやるのが大原則
だ。それ無くば、キャンプの意味
がない。上げ膳据え膳はキャンプ
においては一切無い。それは
グランピングね。グランピングは
ホテル宿泊の野外版であって、
決してキャンプではない。
みらい野営会でも皆さん自分で
何でもできる。できない事も
ある。
そのできない事は人がやるのを
見て学び、そして自分でやって
みて、だんだんできるようになる。
そういう「場」として充分に
野営会は機能している。
だから楽しい。
そうした連中が集まっていろいろ
やるのは面白い。単純に面白い。
ただ、「揚げ屋さん」という人
もいる。いっつも何かを揚げて
いる(笑)
揚げ屋と呼んでいるが、なかなか
堂に入っていて、奴が野外で作る
揚げ物はウマい。
林間学校やファミリーBBQでは
ないので、原則として自分が
食べる物は自分で作るが、一品
や二品、みんなで食べられる物
を誰かがいつも作る。
これまた楽しい。
私は前回は不参加だったが、
その時は「おでん」だった模様。
絶対に「強要」はいけない。
俺が作った物はうまいから食え
的な。
それをやりだしたら誰も来なく
なるだろう。
「こだわり」みたいなのは、こう
いう有志野営会には持ち込まない
ほうがいい。
「俺流」を人に押し付けるのも
絶対にダメだ。
俺流をやりたい人はソロキャン
をやるべきで、人とのマスキャン
の場には参加すべきではない。
「こういうのやったらどう?」と
なったら、「やってみようか?それ
いいと思うよ。知らんけど」みたい
なのが良好なマスキャンプとなる
事だろう。
その部分はかなり大事な事だ。
うちらも、そのあたりの一線を
超えないから、だからなんとか
うまくやって行けてるのだろう。
「テケトン」。
これ、結構大切なのだ(笑)。
「部長、この書類の印刷はA4サイズ
でいいのですか?」
「えーよ~ん」
みたいな類のテケトン。