ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




いい匂いでした

しかし、たまに暖かいのは結構なんですが、どうも、ここまで暖かいと色々と問題があるようですね

札幌では雪祭りの氷が解けかかっちゃってたり、青森では雪が無くて28年続いていた「冬まつり」が中止になったそうです。雪の大滑り台や雪上運動会、雪だるま作りコーナーが出来ないからだそうです。楽しみにしていた子供達、残念だったろうなぁ

南国、高知ではまだ紅葉してる木があって、その横でなんと春の花が咲いているとか。おまけに夏の花であります、向日葵(ヒマワリ)がもう咲いてしまっていて(!)、地元のおばちゃんが「好きな向日葵だけど、なんだか気味が悪いよ」とおっしゃってました。

東京ではあと3日以内に初雪が降らないと、なんと気象庁の観測史上初めてということだそうですし、なんだか各所で秋→春に直行しちゃっているようですね。

えー、南極の氷が解けてきちゃってて、海面が上昇する危険が叫ばれて長いですが、このままのペースだと、本当に100年もすると1mほど上昇するとか。「なぁんだ、たった1m?」とお思いになるかもしれませんが。

実はこの1mの上昇で、日本の砂浜の90パーセントが失われます。東京の下町など、低地にある400万人超の方の家が水没します。東京湾などの一部の海は自浄機能を失って、汚染が進むそうです。そして、南の海に生きるサンゴが死滅します。

現に、以前訪れたモルディブでは、既に温暖化の影響で、サンゴがかなり死んでしまっておりました。サンゴは死ぬと、色を失って白化するんです。潜って見るとね、まるで「海中の骨」みたいなんですよ。魚達の住処でもあるというのに

そもそも、そのモルディブは、この海面上昇で国のほとんどが、水没します。なにせ、平均の高さが1mに満たない島国ですから。

数年前にとある国際会議で、モルディブの大統領が涙を流しながら「我々にはどうすることもできないのです。どうか先進国の皆さん、皆さんの力で、我々を助けてくださいませんか。」と訴えたと聞きます。

さて、南極の氷が全部解けたら、どうなると思われますか?

僕は、小学生の頃に科学読本で読み、以来鮮明に覚えております。それが最近になって、モルディブ大統領の訴えや、異常気象、真冬に咲く向日葵をみるにつけ、改めて思い出されてならないのです

なんと海面が、70mも上昇するというのです。勿論、南極の氷が解けるということは、グリーンランドを始め、世界中にある氷が解けるということでしょう。そうなると・・・。もはや、堤防を作って頑張って防ぎましょう、というレベルではないですよね。確実に、僕達の世界は一旦、終わるでしょう。

せめて僕達も、身近なトコロでちょっとづつ、できることでいいんで、温暖化抑止を心がけましょうね。「見ないテレビは消す」とか、「冷蔵庫は開けたらすぐに閉める、」とか。大切なのはエネルギーの節約ですから。もっと他にも色々あると思いますが、でも、こんなことでも、僕達皆んなで実践していったら、だいぶ違うと思うんですよ

こういう異常気象はさすがに「いいじょー」とは言えないですからね。

・・・す、すみません、はずしましたか(笑)。

ではー。カチッ。



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