昔ながらの赤鉛筆。
譜面にちょっとした書き込みをしたり、ダルセーニョやリハーサルマーク(僕達がよく使うポピュラーな音楽記号達です。)等の、大切なポイントを囲ったりする時に、よく使います。っていうか、もうずっとこれで慣れてますので、無いと困るんです。
あと、本の大切な部分にも使います。ガーって線を引っ張っちゃいます。グルグルっと丸で囲んじゃいます。場合によっては蛍光マーカーペンも使うんですが、なんだか赤鉛筆の方が後から見返した時に「あぁ、そうそう、ここ大事なんだよねー。」って、赤の濃さや書いたときの手の動きとかで、大切の度合いまで思い出せるようで、より忘れないような気がします。
あ、どーでもいい話、思い出した。
お店で売っている鉛筆、黒い普通の鉛筆は削ってないのに、色鉛筆は削ってありますよね。あれ、何でだか不思議に思われたことないですか?って、大したことじゃないんですけどね(笑)。
どうやら、「沢山削るの大変そうだから、サービスでやってます。」ってことらしいです。なるほどなんですけど。でもほら、知っててどーなるってほど大したことじゃないかもなんですけど。あはは。
じゃあ何で黒い鉛筆はサービスで削ってくれないのかなー、と思ったら「削って販売したことはあったんですが、『持って帰るだけで汚れる!』って不評で、止めました。」とのこと。そっかー、ケースで買わない時は、そうだよななー。ポケットとか、汚れるよなー。んー、ポケットに入れないかー。んーわかるよーな、よくわからないよーな。
あー、そういえば、小学生の時に鉛筆の芯が手のひらに刺さって折れたんですけどね。あれ、そのままになってるんだよなぁ・・・(と、手を見る)。
あ、まだある、薄っすら黒いのが見えます。右手の薬指の付け根あたりに、30年くらい前の鉛筆が入ってました。当時は「それ、鉛の毒が廻って、死ぬよ。」と友達に脅されましたけど、なんかまだ生きてますねぇ。
・・・どうしても鉛筆削りが見当たらなくて、さっき久しぶりにカッターナイフで赤鉛筆をシャクシャク削りながら、こんなことをつらつらと考えてました。なんか、ちょっとしたことなんですけど、こーいう手間は楽しい気がします。「あ、こっち側、削りすぎたな」とか思いながら、鉛筆をクルクル、ナイフでシャクシャク・・・。
んー、そんなに上手には削れませんでしたけど、やっぱり手で削ると、なんか味があっていいもんですねぇ。
大切に使おう。
鉛筆って、やっぱりシャープペンやボールペンにはない良さ、ありますよね。ちなみに、僕は黒鉛筆は昔からずっと「F」を使ってます。「Freedom(自由)」のFです。なんつって(笑)。
ではー。