ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




具志堅用高(ぐしけんようこう)さんという元プロボクサーが居らっしゃいます。

ボクシングで世界王者を13回も防衛したという輝かしい記録を持っているその世界では超有名な方なのですが、時々テレビにも出たりするので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。ほら、アフロヘアーの。

この方、ボクシングは勿論天才ですが、発言が面白いことでも有名です。時々、思いもかけないようなことをおしゃいます。そうそう、あの長島監督とかと共通のモノを感じますが(笑)。片岡鶴太郎さんが、「チョッチュネー!(そうですね)」という具志堅さんの発言を持ちネタにして一時ずいぶん流行ったんですけどね。

この具志堅さんが、とあるクイズ番組に回答者として出演なさった時のことです。

「さて、次の問題です。百獣の王と言えば?」という問題に、ボクサー特有の敏捷な反射神経を駆使し、目にも見えない速さで「ピンポーン!」、回答席のボタンを押しました。そして。

「はい、具志堅さん、お答えをどうぞ。」

「きっ、きりーんっ!」

「・・・。」

こうお答えになりました(笑)。ぼく、それ見てて「さすが具志堅さん」と大笑いし、その後友人にこの話をしようとしたんです。

「こないださー、テレビで具志堅さんが・・・(中略)・・・で、なんて答えたと思う?」

「わかんない、何、また面白かったわけ?」

「そうそう、あのね」

と、ここで僕、ど忘れしちゃったんですね

「えー、っと、あれ、なんだっけな、なにかすごく面白い答えだったんだけどな。百獣の王はって訊かれて・・・、えーっと、えーっと。」

しばし考えた後に、僕の頭に浮かんできた言葉がありました。

「あ、わかった!思い出した。そうそう、うどんだよ、うどん!」

「うどん?『百獣の王はうどーん!』、って答えたのか?ほんとかよー。」

「あれ・・・違うかな。あー、えっと、そうだ、きりん、だった。そうそう、きりん。」

とゆーわけでですね。話はこれだけなんですが(笑)、この時になんだか僕の頭の中で、

「百獣の王=うどん。→いや違う→そうそうキリン」

という刷り込みがされてしまったんですね。不思議なことなんですけど。何か頭の中でガッシリと繋がっちゃったみたいで(笑)。なので以来ね、

うどんって言葉を使うとき、絶対に「百獣の王」って言葉が浮かぶんですよ(笑)。で、こっそりか、せめて頭の中でこれを言わなきゃ気が済まなくなっちゃってるんです。蕎麦屋さんとかでも、

「天ぷらうどん一つ、お願いします(うどん・・・百獣の王・・・うどん・・・いや、きりん・・・)。」

って。もうね、これ15年以上とか前からですからね(笑)。真顔にしてても、頭の中では、いっつも、うどん、百獣の王、うどん、百獣の王、きりん、うどん(笑)。誰か止めてー(笑)。

で、もういっこあるんです。今日の写真の、そう、時々無性に食べたくなるマックですね。今日、発作が起きて食べちゃいましたが

マックの「M」の看板ありますよね。赤地に黄色のあの有名なマークの看板。

10年ほど前になるんですけど、友人のミュージシャンと、その息子(Uくん)とドライブをしたことがあるんです。その時そのUくんが、確か小学校2年生位だったと思うんですけど、走っていてあの「M」の看板を見つけるたびに、決まって大きな声で必ずこう叫んだんです。

「マルクナルゾ!!」

そして、さっと背中を丸めて丸くなるんです。それがもう可笑しくて、可笑しくて。友人と一緒に毎回大笑いしたんですが・・・どうも、それ以来ね(笑)。

ぼくもあの看板見ると、必ず小声(または頭の中)で、言わなきゃ気が済まなくなっちゃったんですよね

「あ、マクドナルド発見。(ま、ま、・・・まる・・・まるく・・・まるくなるぞ!)」。

そして今日も勿論、「えー、ビックマックセットとフィレオフィッシュ下さい、ドリンクはコーラで(・・・まー、・・・まるくなるぞっ!)」

しっかり心の中で叫びました。はー、スッキリ(笑)。

ではー。



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