ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




・・・これがね、振るんだそうです。もっとも、ちゃんと訓練すれば、だそうですけれど。

とゆーのもこういうことなんです。

えーっと、ではその前にですね、犬が尻尾を振るのはどういう時でしょうか?さて、いかがでしょう。

「決まってるじゃない、『嬉しいとき』でしょ?」

と思われた方、ハイ。えー、ひー、ふー、みー、よー、いつ、むー・・・(笑)、たぶん結構いらっしゃると思います。

これがね、違うんですよ。いや、違うっていうか、合ってるっていうか、まぁ違うって言うか。どっちやねん(笑)。えー、元々は、違うんですよ

元々犬が尻尾を振るときというのは、えー、飼ったことのある方には簡単かもしれませんが、これは判り易く言えば「怒った時」なんですよね。「こんにゃろー」って思ったときに、尻尾をピンと立てて、左右にわっさわっさ、と振るわけです。威嚇の意味もあるのでしょう。

なので、知らない犬に会った時に「お、尻尾振ってる。喜んでるなー。よしよし。」なんて無防備に近づくと「ワンワンワンワンッ!」なんて吠えられてビックリすることもありますので、ご注意を。まあ、よーく顔見れば判るんですけど。じっ(・_・)。

「えー?でも、犬は喜んでるときに尻尾振ってんじゃーん」、ですよね。確かに。

でもあれはね、本能でやってるのではないんです。つまり、喜んでやってるのではないんです。犬も尻尾を振ると疲れもするし、やり過ぎるとストレスも溜まるそうです(まぁ、ストレスを感じる程疲れたりする前には振るのを止めるそうですけど)。そしてあれは、人間に対してしかしないんだそうです。では、なぜか。なぜ、わざわざ振るか。

はい、どん

「だって、人間の前でやると、頭を撫でてくれたり、可愛がってくれたりするからさー。餌くれたりもするしー、よしよしーって、笑顔で喜んでくれるしー。」なんだそうです。(ちなみに犬同士で喜びを表す時は、尻尾なぞは振らずに、お互いの身体を擦り付けあうのです。)

つまり、喜んで振ってるんじゃなくて、喜んでもらおうとして振ってる、んですよ

うーむ、さすが長年の友。あれは君達なりの、処世術だったのね

とゆーことで、猫に戻りますが。今日の写真でもお分かりかと思いますが、昨日のイヌーくんとは大違いですよね。カメラ向けてもそっぽ向いてます(笑)。

「勝手にしろよ。俺達も勝手にするからよ」的な、ね(笑)。

しかしなんか、立ち位置がバンドのアーティスト写真みたいですよね、一昔前の(笑)。やっぱり手前のヤツがヴォーカルかな。「ニャニャニャニャニャー!」

えーっと(笑)。

そう、猫はまだまだ野生に近いんです。裏を返せば、人間に対して尻尾を振ったりする「つもり」がないだけなんですね。では、何故訓練次第で、なのか。

これはサーカスなどを思い出していただければ。ホラ、もっともっと野生に近いトラやライオン達が、ちゃーんと複雑な芸当をやってのけていますよね。だから、猫にだって、当然できるわけなんです。

ただ、一般論としてですが、多分猫を飼ってらっしゃる方のほとんどは、猫にそんなこと教える「つもり」は無いんじゃないですかね(笑)。あの、勝手気ままなトコロが猫のいいところ、ですものね。でも、たまにはゴロゴロ言ってスリスリ甘えてきますしね、猫はあれで十分かも知れませんね。猫も、かわいいですよね。

さて、では最後に。もう一回だけ伺います。

「犬が尻尾を振るのは何故でしょう」

もう、お分かりですね。はい、どうぞ

そそ、そうですね。答えは、

「尻尾が犬を振れないから。」

・・・(笑)。

あははーのニャニャニャー(逃)。

ではー。



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