ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




皆さん、「さすがに飽きてるかもなー」と思いきや、なんの、動物が好きな方が多いようでとっても嬉しく思いました。ので、アンコールって感じで(?)ちょっと引っ張ってみたり(笑)。

トリさんはね、、意外に苦手な方がいらっしゃるようですが、僕、ホントに大好きなんです。特にこの写真のような大型インコ達。ほーんと、めちゃくちゃ面白いんですよー。ちなみに、今日のトップの写真はエサをゲットして、「ハイ、ポーズ」の一枚です。ちゃんと手に持って得意気に笑ってるでしょ?大型インコはこうして、ちゃんと上手に手にもってエサを食べるんですよ。見てると、可愛いですよ

せっかくなんで、そこに至る二枚を。

「じぃー。ねぇ、それ、ちょっと遠いでしょ。トリ辛いよ、トリだけに。」

「あー、はいはい(笑)。だよね。いや、まずトリあえず一枚、と思ってさ。パシャ。はいどうぞ。」

「よっしゃ、いただきー!かむーっ。ウマーッ、トリだけど。」

ということでした(笑)。あはは。

たしかにイヌーやネコー達と比べると、いまいち表情が読みにくいし、パンダやリスにはどうしても愛くるしさ度では一歩譲るかもしれませんが。でも、前にもちょっと書きましたが、イルカやゾウ、チンパンジーなどと並んで、いや、彼らには出来ないことができる、という点では、動物界でも他に例を見ない賢さを誇っているんです。イヌーを三歳児程度としたら、一部の大型インコは5歳児程度の知能を持っていると言われています

なんと言ってもお喋りが上手です。よく「オウム返し」なんて言って、「ただ真似するだけでしょ?」と思ってる方もいらっしゃると思いますが、これが全然違うんですよ。

なんと。彼らとは、会話が成立するんです

例えば、

ヒト「ねぇ、遊ぼうよ」

トリ「ダメー。アトデ。」

ヒト「何でよ、どうして」

トリ「ゴハンタベテルカラ」

ヒト「じゃあ、食べたら遊ぶ?」

トリ「タベタラアソボウ。」

ヒト「何して遊ぶ?」

トリ「ソトニデタイ」

こんな感じで、6往復までやり取り成立したという例があります。動物と話せたら・・・なんて夢のような話がちょっと現実味を、と言うと大げさですが(笑)、でもとっても面白いですね。

あと、ウ○チするときに「ウ○チー」って言ってくれたり。出す瞬間に「ボトッ!」って自分で言うのには笑いましたけど(笑)。

・・・ちょっと信じられないかもしれませんが、ちゃんと教えてあげれば、数千の言葉を覚え、それを駆使して本当にこのような会話が出来るようになるんだそうです。そして単に言葉を真似するとか、サインに反応するとかではなくて、ちゃんとTPOを考えて、状況に応じて言葉を選んで使える、ということが既に研究で判っています。

この写真の種類のインコのアオビタイくん(額が青いから)もなかなか凄いんですけど、大型インコの中でも、特にこの、

「ヨウム(洋鵡)」、英語名で「アフリカングレー」といわれるこの子。がっついてますけど(笑)。まー、なんつってもこの子がトンでもないんですよ。言語能力は間違いなくNo.1です。考えようによっては、声どころか、ヒトには出せない音まで出せるって意味では、生物界一かも。ちなみに、先ほどの会話が成立する、ということを証明したのはこのヨウムくんです。

ちょっとご参考までにYouTubeをご覧下さいませ。外国での収録ですし、純然たる会話とまでは行っていませんが、この反応能力は凄いですよ。彼らの言語能力の高さと面白さ、可愛さは、十分に判っていただけると思います(こちら)。

ヨウムの凄さはまだ一般にはあまり知られてませんが、飼っている方は、日々成長する彼らが面白いのでしょうね、ビデオに録ったり音声を録音してネット上で公開している方がたくさんいらっしゃいますので、興味をもたれた方がいらっしゃいましたら、是非(「ヨウム」で検索すると幾つもヒットしますよ。先ほどの「ウ○チー!」のムービーもいつかネット上で見つけたものでした)。

でもね、ほんとに喋ったり遊んだりしてる彼らを観たら・・・飼いたくなっちゃうかもしれませんよ(笑)。

ちなみに、彼ら大型インコは長生きです。平均でも15年~20年、なんと50~80年という例もあります。なので「コンパニオンバード」と言われたりもします。(本来コンパニオンとは「介添え、話し相手」という意味です。)

人生の良きパートナーとして、こんな賢い鳥さんと一緒に暮らしているヒトが、沢山いるんですよ。あなたも、いかがですか?

って、これじゃ僕、ペットショップの鳥売り場の店員さんみたいですね(笑)。

でも、やっぱり飼う時は慎重にね。まぁ、これは何の動物でもですが。当然のことながら命があって、そしてびっくりするくらい豊かな感情もある、僕らと同じ生き物だということを、忘れずに。動物も、扱い方しだいでは鬱病になったりするんですよね。そんな可愛そうなことになったら、嫌ですものね。心身共に健康で一緒に生きて生きたい。でも、その為には僕達ヒトの心も、健康でなくちゃなんですよね。

まー、人間はどうも複雑に出来すぎてるのか、そこが難しいところなんですけどね。僕ら以外の動物達は、もっともっとシンプルで、気高くて、美しいのに。いやはや、彼らからは本当に色んな事が学べますです、ハイ

では。



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