
昨日のブログを書いた後、
リビングでテレビをつけましたら、
ケーブルテレビでしたが、3.11関連の映画が放送されておりました。
「遺体 明日への十日間」
という映画です。ご存じでしたでしょうか。
(公式サイト、Wikipedia、YouTubeでの予告編)
「遺体 震災、津波の果てに」という、
あの3.11からの十日間の、岩手県釜石市での遺体安置所を取材した方のルポルタージュを映画化したものです。
日本の報道では、ご遺体を映すことはありません。
簡単にはクリアできない訳や、問題が沢山あることは重々承知ですが、でも、それによって、何かが薄められてしまうことも一つの事実かと思います。
それが起こっている現場と、フィルターにかけられたテレビの映像を見るだこちら側とで、
「何が起こっているのか」という認識に、
少なからず濃度差や、温度差が、生まれると思います。
勿論、これも映画ですが・・・、しかし、こういうことが、現場では、本当に数えきれないほど、亡くなった方の数だけ、あったのだということ。
あまり、色々と言葉を連ねるよりも、ご覧になって頂く方がよいのですが、
・・・よいのですが、といっていいのかは分かりませんが、
「3.11」を自分の国に起こった現実であることを心に刻みつけ、語り続けるためにも、
日本人なればこそ、
観ておくべき一本の映画ではないかと思いました。
ただ、涙と止まらなくて、大変なことになりましたので、タオルはおそばに。
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明日が、また、皆様にとって少しでも、よい明日でありますように。
ではー。