今、レキジョ(歴女)という言葉がありますが・・・、ときに、男の場合はなんというのでしょうか。
今は、そうそう時間が取れなくなってしまいましたが、一時、とても時代劇が好きだったことがあります。
午前中や夕方の再放送番組を、テレビに噛り付いて見ていましたし(食べようとしていたわけではありません)、
主に舞台となっていた江戸時代のことが知りたくて、それ関係の雑学本などを買い漁って、よく寝る前に読んだりしておりました。
ちょっと前に、「JIN-仁-」というドラマがヒットしましたね。
現代のお医者さんが、江戸時代末期にタイムスリップしてしまって・・・というお話ですが、
当時は名前だけで、見た事は無かったのですが、最近、ネットでちょっと第一話を見てみたら、
これがとても面白く、第一話から、たいそう泣けてしまいまして・・・。
謎解きの要素もあるドラマだったこともあって、ちょっとずつではありましたが、結局、ちゃんと最後まで見てしまいました。
とても面白かったですよ。
テーマ音楽も素敵で、思わずピアノでコードとメロディを拾ってみたら、僕の好きなコードに、好きなテンションノートが使われていて、「なるほどなあ。・・・やっぱり、この音、好きなんだなあ」と自分を再確認してしまったり。
と、そんな折・・・と申しましても、個人的はところでの実にタイムリーなニュースだったですが、
こんなにも素晴らしい絵があることを知りました。ともあれ、ご覧になられてみて下さい。
「私たちが知らない江戸『日本を愛した19世紀の米国人画家』が描いた、息遣いすら感じる美しき風景」
http://japan.digitaldj-network.com/articles/25212.html
それらが現実だったことが、まるで今、自分がそこにいるかのように、まさに「手に取るように」感じられます、
こんな、120年以上も昔の、見た事などないはずの風景に、なんだか、涙が出るほどの、憧憬を感じます。
僕が生まれた頃からしたら、まだ、80年ほど前。
時代の進むスピードも、今よりも、全然ゆっくりだったはずですから、
なんとなく、こんな匂いの断片が、まだ、そこかしこに有ったように思います。
文化が、わずか一本の筆を通して、こうして残されているのことに、心から感謝です。
大切な、僕たちの、風景ですよね。
ではー。