
イカん、イカんよー(イカは美味しいですが)。
偶然にしても、あんまりです。
このニュースを見て、
目を疑った、僕と同世代の人(主に男性だとは思いますが)は、どのくらいいたことでしょうか。
これ、本当に、思わず「ああっ!」と、声に出してしまうほどの、衝撃の映像なのです。
たまたま、木が倒れてきて、
たまたま、そこを走ってきたクルマに激突。
クルマは、ご覧のように、大破。
動画がご覧になれない方のために、画像を・・・。
あまりに、悲しい画像ですが・・・。

僕たち、スーパーカー世代にとっては、憧れ中の憧れ・・・というか、伝説のクルマなんです。
フェラーリ512BBとか、ランボルギーニ・カウンタックLP400とかイオタとかミウラとか、マセラッティ・ボーラとかメラクとか、
デ・トマソ・パンテーラとか・・・(あと50車種くらいは、そらで名前が挙げられます)、
もう、こうやって名前を書くだけで、ドキドキするような「スーパーカー」の中にあって、
日本の誇る、唯一無二の、本当のスーパーなクルマが、このトヨタ2000GTなのです。
当時ね、日本もブームに乗って、童夢というのも作ったのですが(カウンタックよりも車高が低いことが売りの一つでした。今見ても、無理があるくらい平べったい・・・)、
とはいえ、内容という意味で、スーパーになりえた唯一の日本車が、今日、木に直撃された2000GTなのです。
晴天の中で、木が倒れてくるのを見る確率も相当低いですが、
日本だけでも、木は何億本もありますからね。
それよりも、走っている2000GTを見る確率の方が低いように思います。
なんといっても、生産が337台。
そのうち、国内向けは200台程度。
そのうち、現存で100台、さらに、トヨタ本社他、博物館などにあるものも多いと思いますので、
実際に走っているのを見れるなんて・・・・。
ちなみに、発売当時1967年の新車価格は238万円ですが、現在価格で2000万円ほどの価値と言われますし、
その貴重価値も相まって、2013年には、あるクラシックカーのオークションで、1億3000万円で落札されています。
勿論これは、日本車としての歴史上、最高値です。
それが、・・・ねえ。
……ふう。
僕たちは、もう生産されていない、ヴィンテージハモンドやミニモーグなどが、なにがしかの理由で壊れて、修理されることのなく、この世から一台、また一台と、無くなってしまうことが本当に悲しいのです。
まだまだ、数はあるとは思いますから、僕が死ぬまでにすべてが無くなるようなことはないと思いますが・・・、
でも、確実に減っていることは確かなのです。
トヨタ2000GTも、そういった、絶滅危惧種なのですよ。
正直、一般道を走っていたことが不思議なくらいですが(サーキットでのみ走行するマニアの所有物みたいなものだと)、
しかし、まさか、そこに、腐った木が突然倒れてくるとか。
何のおぼしめしなのかと。
ちなみに、この2000GTは、トヨタのクルマですが、開発にはヤマハが加わっています。
・・・といって、ヤマハ発動機、ですけどね、でも、あのピアノやシンセを作っている、ヤマハグループです。
また、僕がどのくらいスーパーカー世代かということですが、
僕の海月のサイドラインは、
やはり伝説のスーパーカー、フェラーリとしても初のスペシャルモデルだった、
288GTOのフロントフェンダー(前のタイヤの上のボディの盛り上がりの部分)のラインへのオマージュなのです。
小学生時代、僕は、テレビ番組「スーパーカークイズ」に出演したくて、毎週ハガキを10枚づつ送っていたのでした。
ちなみに、この番組の司会は、今や笑点の座布団運びですっかりおなじみの、若き日の山田隆〇さんでした。
ああ、さらば、2000GT。
R.I.P.
ではー。