ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




はやく寝ないとなー、と思いながら、

面白くて、色々遊んじゃって、読んじゃって、調べちゃって

気がついたら、

たぶん、パソコンの見すぎと寝不足で、頭フラフラになっておりました

でも、楽しかったー。ほんと、沼ですよ。

ええ、ここにも沼が。

・・・人生、沼だらけでした、という(笑)。

 

でね、あんまり楽しいものですから、一杯飲んで寝ようと思って、いつもなら映画なんかつけるのですが、

昨日は、ぷを片手に、一昨日購入した、それ(DTM)関係の本を読んでいたら(おすすめしてもマニアックすぎるので割愛しますが・・・)、これまた面白くて、

 

まあ、

 

今朝の辛かったことといったら

目覚ましが鳴った瞬間「やあ、この世のジ〇クとはこのことか」と思いましたもの(笑)。

 

えっちら学校に行きまして、今日もしっかり8時間。

実は、今年のN本工学院では、レコーディング、作曲の二種類のDTM関係の授業を受け持っておりまして、

つまり、結構な時間、パソコンと向かい合っていることが多いのです。

勿論、学校では、学生さんの作業をサポートという形になるので、向かい合っているのは学生さんのパソコンなのですが、

「あ、そういうことなら、ちょっとかしてみて」

と、鍵盤をマウスを行ったり来たりやっているうちに、ついつい熱が入ってしまって、

あっという間に時間が過ぎてしまうのですよね。

 

実は、作曲の方のクラスは、

サッカーチーム三つ分のレギュラーより、さらにちょっと多い人数のクラスをもっておりまして、

さらにそれが2クラスありますので、

つまり、サッカーチーム約7個分くらいの学生さんの作曲を、4時間にわたって、同時に、見ているのです。

皆さんのCubaseの間を、「はい、どうかな」「えっと、きみはどうかな」と廻っているので(その合間に「せんせー、ちょっとここが」と質問もはいります)、

まるで百人将棋のようです(幸い、昨年までの教え子だった助手さんが一人、「これは、あまりにも大変なので」と、厚意で手伝ってくれています。助かってます)。

 

でも、大変は大変なのですが、面白いんですよ、これがまた、とーっても

学生さんのPCアンプにヘッドフォンをさしますと、みんなが本当にそれぞれの音楽を作っていて、

勿論、凄い子もいますし、まだまだ勉強中の子も勿論多いわけですが(まだ、18歳ですからね)、

それでも、そういう若い子たちの、パーソナルな感覚に直に触れられるのって、本当に楽しい体験なのです。

 

演奏もそうなのですが、曲もね、やっぱり”その人がでる”と思っています

楽器の演奏も、作曲も、心の翻訳作業なわけです。

勿論、喋ったり、触ったりするほど直接的ではないですし、表現するにしても、それなりに固有のテクニックのようなものがある程度は必要になりますから、

全くストレートではないものの、でも、やっぱり、分かるんですよね。伝わるんですよね。

 

色々な音楽があって、どれもとっても愛すべきもので。

つまりこれは、これだけいろんな人がいるんだよね、ということを音を通じて体感しているということなんだろうな、と思っているのです。

そして、本当に、楽しいのです。

 

僕からどれだけのものが与えてあげられるのかは分かりませんが、

でも、「ちょっと僕が弾いてみようか。こんな風にもなるんだよ」と弾いてあげたときなどね、

学生さんたちの顔が、「あ!!」と、輝くのが、分かる時があるんですよ。

僕も学生さんも、並んでパソコンの画面を見ているですが、これがね、不思議と分かるんです。

隣にいて、見てなくてももわかるくらい、オーラのようなものがが輝くんですよ。

 

音楽そのものも面白いのですが、こういう体験が、また、かけがえのない、たまらないものなのです。

 

なので、授業中は大丈夫なのですが、

帰りの電車では、立ったまま、寝てます(笑・・・座れたら、乗り過ごします)。

 

ではー。



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