
小さな子どもに、「好きなものを食べてよい」といって、あらゆる食べものを好きなように食べさせると、
最初は、大好きなお菓子ばかり食べ続けるが、一か月もすると、自分から野菜に手を伸ばすようになる
、
という実験結果のことは、以前にも書いたことがありました。
これは、僕の中でも、なかなか印象深いことでして、これをネットの記事か何かで知ったのはもう10年以上も前の話だと思いますが、
以来、自分が「野菜が食べたいなー」と思う時に、いつもこの話を思い出すのです。
いえ、お菓子ばかり食べ続けているわけではないのですけどね
(笑)。
でも、例えばダイエット中であるとか、軽いとしても何か治療中の持病があってなどで、
意識的に(=好むと好まざると)野菜中心の食生活をしている、というのでもなく、
また、もともと肉や魚比べて、野菜が好き、ということでもない人が、
「ああ、野菜が食べたいなあ・・・
」
と思うというのは、なんだか、冒頭の話を思い出さざるを得ないのですよね。
勿論、バランスですからね、一食の中で、肉も、魚も、野菜も、万遍なく摂れるのが一番良いと思うのですが、
……全部を二人前ずつ、とかはダメでしょうけど(笑)、
でも、ほんと、野菜が”やけに”美味しく感じる時って、ありませんか?(ようやく本題ね(笑))
この”やけに”がポイントでございます。
普通に美味しい、ではなくて、「なんだこれ!なんだこれ!」というくらい、美味しく感じてしまう、という状況の事なのです。
この、いうなれば「野菜ロスモード」の時には、まるでラーメンが食べたい!と思うくらい、カレーが!餃子が!と同じくらい、野菜が食べたくなるのです。
通常からしたら、完全に、異次元のモードなのですが、
ほんとね、こういう時の野菜の美味しい事、美味しい事。
なんなら、キャベツの茎でも、涙が出るほど美味しくて、
キリンか何かになったような気がいたします。
……ん。
キリンって、キャベツの茎、好きでしたっけ。
どっちかというと、カバの方がいいかな。
え?茎だけってこともない?
あれれ
。
あ、
こんな話、もうこれ以上、きクキにもならいですか
?
ではー。