ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




手前のタルタルの、鶏の唐揚げ(or竜田揚げ)かと思ったのですが、

 

……白身のお魚でございました。

 

ちょっとヘルシーな今日のT京音大でのお弁当となりましたが、

これを食べてから、今日はちょっと学生さん共々、居残りで閉校時間まで作業をしておりました。

来週、レコーディングがございますことから、追い込みなのです。

 

色々な楽曲がございまして、あっちへいき、こっちへいき、

なるほど、そうきたか、そうなったか、

と楽しみながら、時には「どれ、じゃあ僕がちょっと」なんて、

ピアノを弾いたり、ベースを入れたり、ドラムのエディットなんかをちょちょちょちょ、と。

 

昨今、DTM(デスク・トップ・ミュージック=卓上音楽制作、とでも訳しましょうか)での作曲作業は、曲を作る(主に、メロディとハーモニーを作ること)のみならず、

色々な楽器を足したりするアレンジ作業がございます。

まさに、「一人フルバンド」状態。

また、ストリングスやブラスセクションまで入れることも多いので、

こうなりますと

 

「一人オーケストラ状態」

 

おまけに、シンセサイザーやら、ドラムのループ(・・・簡単に申しますと、ドラムのリズムの繰り返されたものです。R&BやHIPHOP,HOUSE、TECHNOなどのジャンルでは非常に頻繁に利用されます)などを入れていきますので、こうなりますと、

「一人シンセマニア」状態であり、また、「一人DJ状態」とでも言いましょうか。

 

そして最後には、ミックスダウンと申しまして、これらの音を、ステレオにまとめる、

つまりは、配置やバランスなどを整理して、音楽的にまとまりのある、聴きやすいものにする作業がございます。

 

これらは本来は、アレンジャーであったり、レコーディングエンジニアという、それぞれが独立したプロの職業のすることなのですが、

 

これを全て一人でやることができる(=学生としては、”やらなければいけない”)、というのがDTMの醍醐味なのです。

 

一人で音楽を完成させることができる。

セオリー通りにやってもいいし、

はっちゃめちゃにやっても大丈夫。

 

コンピューターの良いところは、

決して文句を言わず(笑)、言った通り(入力した通り)に、何度でも繰り返して演奏をしてくれるところです。

 

その分ね、こちら人間の方が、時間をすぐに忘れてしまいます。

楽しくて集中してしまうので、規定の授業時間なんて、あっという間に過ぎてしまうんですよね。

気づけば、数時間、お水も飲まずに没頭していた、なんてことはざらです(水分は摂りましょうー。ご飯もたべましょうー)。

 

とにかく、楽しいです。

なんといっても、音楽が形になっていくのが、全部目に見えるのです。

曲がどうやってできていくのか、全て、わかるですから。

 

DTM。

これまたね、ピアノやオルガン弾く、という関わり方とはまた違った(勿論、これはこれで最高!)、

新しい、音楽の楽しみ方だと思います

 

緑ちゃん倶楽部でも、お気軽に体験して頂けますので、是非一度ー

 

ではー。



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