
早くも今週末から、TAKUROさんツアーのリハがございますので、
今日は昼間のうちに、譜面書き。
TAKUROさんのデモを聴きながら、「ここはこれかな」とコードを聴きとっていくのです。
勿論、これからリハーサルに入って、また色々なアイデアが出て、どんどん変化していくことと思いますが、
まずは、リファレンスになる譜面(といっても、音符はかいてありませんが・・・)があると、結構、重宝するものなのです。
TAKUROさんが感じているコードの行く先を、「なるほど-」と思いながら採譜するのは、楽しいものです。
音楽ですからね、やっぱり、「ほほう、そうくるかー」みたいな意外性が~これは誰が作った曲でも勿論なのですが~あって、
でも、TAKUROさんという、記録的なヒット曲を沢山作ってきた方の”センス”というものを、
いってみれば、今回に関しては、世の中で、一番最初に聴けるわけですし、貴重であるとともに、大変に勉強にもなるのです。
仕事柄、一年中、色々なコード進行を見聞きしていますが、それでも、
TAKUROさんならでは、というか、まったくのオリジナルの進行、連結、というのがあるのですよ。
また、コードだけでなく、そこに乗せるメロディーも、またオリジナルなのですよね。
こういった、誰にもない、”その人らしさ”というものを持っている、というのが、
やはり、クリエイターとしての最大の武器だと思うのです。
ロールプレイングゲームではないですが、
その自分の”武器”で勝負して、そのとき、その時の局面を乗り越えていくわけですよね。
面白いのは、本物の武器というのは、姿かたちがあって、何が起こるかわかるものですが、
音楽的な武器というのは、本人ですら、その本当のところは、姿かたちは、分からないのです。
これは、アマチュア、プロを問わず、
常に、自分にとっても新鮮なものが湧きあがる可能性があるもので、
これこそが、底知れない音楽の魅力でもあると思うのです。
明日、といわず、次の瞬間に、
自分という泉から、何が湧き出てくるのか。
・・・これは本当に楽しいことです。
季節柄、宝くじなどが話題になっておりますが、
自分中に、宝くじがあるようなものだと思うのです。
音楽をやっている限り、引き続けることのできる、
無限の宝くじ、なのです。
・・・この場合、”弾き”続けることができる、かな(笑)。
神様は、自分の中に。
こんな言葉も、信じたくなる、そんな素敵な瞬間が、あるのですよ
。
夕方からは、毎年恒例の、Iさん宅での新年会にお邪魔してまいりました。
いつものように、あの仲良しご夫妻、そのご家族一同みなさんもおいでになられて、
美味しいお酒とお料理と共に、また楽しいお話を伺ってまいりました
。
さて、もう明日は4日ですよね。
6日からは学校も始まりますし、なんだかお正月もあっという間ですね。
もっと食べなきゃー
。
ではー。