ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




昨日の写真についてのコメントを読ませていただいて、改めて「感じ方とか好みってのは、ほんと人それぞれなんだなー」と思いました。いや、でも、ありがとうございました。とっても面白かったです(笑)。今後の参考にさせていただきます(笑)。

さて。

えー、・・・買ってしまいました

言い訳に聞こえるかもしれませんが、買ってしまわないと、一日のかなりの時間とエネルギーを「欲しい」という欲求との戦いに費やしてしまうことになりそうだったので。もうどの道買うとは思っていたので、ならば、無駄に引き延ばすこともない。まさに「思い立ったがなんとやら、善は急げ。」(笑)。

とにかくやりたくなったら一刻も早くやってみないと気がすまない。言い換えれば僕は、あまり我慢がきかない性質なのであります。それが熱いのか冷たいのか確かめもせずに、とりあえず口に放り込む、といったら言いすぎかもしれませんが、でもまぁ万事そんな感じです(笑)。

結局、ニコンのデジタル一眼レフにしました。木村○哉くんがイメージキャラクターをしているシリーズのです。あ、別に僕が木村○哉くんのファンだとかそういうことではなくてね。でも結構好きですけど(笑)。

また、Eくんに最初に薦められたのもこれでしたし。「ヒナは最初に見たものを親と思う」、といったところもありますでしょうか(笑)。

でも短い期間でしたけど、かなり色々悩みました。何度か実際に触りにも行きましたが、どれもデザインや機能は一長一短、しかし初心者の僕にはある意味似たり寄ったり。で、結局、決め手になったのは・・・、

シャッター音でした。

「パシャン。」「ピシッ。」「カシュー。」「ガチャン。」「ピキュン。」

今まで考えてもみなかったんですけど、メーカーや機種にとって、実に様々なんですね。そして一眼は必ずファインダーを覗いて、つまり顔にピッタリと近づけて撮りますから、耳はすぐそばです。それからカメラを支える両の手にも、一回シャッターを切るたびに、しっかりとその音が伝わってきます。

僕の選んだ音は、「カシャッ。」(←って、違い、判りませんよね(笑)。)歯切れが良くて、それでいてしっかりとした重みのある音。そんなニコンの音が、僕には一番気持ち良く感じたんです

Eくんも「実はシャッター音って、かなり大事なポイントなんですよ」と言っていました。「シャッターを切る気にさせる音」ってのが、やっぱりあるそうです。ピアノや楽器もまったく同じです。でもそれも、見事なまでに「人それぞれ」

とりあえず、いつものピアノの上にて。

「カシャッ。」

あー、気持ちいー

ではー。



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友人のギタリストの家に遊びに行って、おいしくコーヒーを頂いていたら、突然、

「そうだそうだ、ケン坊に見せたいものがあるんだ。」と、奥の部屋へ。そして、

「こないだ掃除してたら、奥からこんなものが出てきたぞ。」と、ニヤニヤ笑いながら一冊の古い音楽雑誌を持ち出してきました。

見ると、95年、今からもう12年も前の『ロッ○ンf』という雑誌でした。ハードロック&ロックンロール系のミュージシャンをメインにした雑誌なんですが、当時僕も時々載せてもらってたり、知り合いが沢山出ていた関係で、わりとよく読んでたんですよ。

でも、どうやらこの号は見逃してたみたいです。「おー、懐かしいねぇ。」と、ペラペラとページをめくっていましたら。

「おっ?」

日比谷の野音での、とあるロックバンドのライブレポートが。そして、そのライブのサポートメンバーだった僕と、その友人も、しっかりと。

そこにあった自分の写真を見た瞬間、思わず持っていたコーヒーカップを落としそうになりました(←常に手元が危うい)。そしてその後、その雑誌を、窓から100mほど遠投しようかと思いましたが、それは友人に「まぁ、昔のことだから。これも記念だよ、ただの記念。な(笑)?」と、羽交い絞めにされて止めました。

いやー、まー確かに。それにしても・・・(笑)。

まぁ・・・12年前ですから。

この髪の毛ね、我ながら「長ーっ!」っと思いましたが、よくよく思い出してみましたら、これでも一番長かったときよりは、たぶん15~20cmくらい短いんですよ。どんなだったんじゃっ、つーんですよね(笑)。

・・・ん、今、「キ○ーイ。」って声が聞こえた様な気がしましたが(笑)。

えー、・・・怖いもの見たさ、じゃない、見せたさ、で載せてみました。

ごめんなさい(笑)。

では。



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動物と僕達の結構大きな違いだなー、って思うことのひとつに、彼らって土や砂の上に落ちてるものも、しっかり食べますよね。何か見てると、そんなん全然気にしないよ、風に。

「あー、落とした。そんなににヨダ○でビチョビチョにした挙げ句に土に転がしたら、土臭いでしょうに。」

「そんなに砂まみれじゃ、さぞかし噛んだときに口の中でジャリジャリ言うだろうに。砂利だけに。」

とか思ったりする間もなく、バクパクーって齧りつきますよね。で、ゴックン

僕らなんて、アサリのお味噌汁の砂を、たった一粒噛み当てただけでも、頭のてっぺんまでガリッ!って音がして、「うお。」なのに。

アレ、実は彼らにとっては、土や砂の味ってけっこう美味しいんだそーです・・・なんてわけはまったくなくて、こないだの「お相手?健康ならオールOKですが。」と同じような理由なんだそうです。野生の厳しい世界では、

「おいおい、そんな砂や土が付いてるくらいで『食べられない』とか言ってたら、お前、死んじまうぞ。」

ということなんですね。そんな野生の名残で、今でも家で飼ってるイヌーやネコーも、「気にしないぜー」、なのだと。

まー、でも今じゃあ、毎日決まってちゃんと餌が貰える動物園では、例えばクマなんかも冬眠しなくなったって言いますからね。冬でも餌がゲッツできるから、眠ってやり過ごす必要が無い、というわけだそうで。

それに、しっかり好き嫌いをするイヌーやネコーも居ますからね(笑)、落ちてるものは食べさせないように飼い主が躾(しつけ)してる場合はさておき、もしかしたら・・・「あら、ワタクシ、地面に落ちたものなぞ、いただけませんのよ。おっほっほ。」なんて野生を忘れた子もいるのかもしれませんね(笑)。

ちょっと余談ですけど、コタツからひょいと飛び降りて、前足を骨折したネコの話も聞きましたからね。本当に猫か、チミは、みたいな(笑)。

まぁ、落ちたものもガツガツ食べてる逞しい彼らを見るのは、僕は好きです。「おお、動物。ガンガン食おうー。」って感じで、とっても気持ちがいいものです。

「地面に落ちたって、へっちゃらだぜー、関係ないぜー。」・・・ね。

落ちたって、落ちたって・・・ね。

へっ・・・

 

ちゃら・・・。

 

関係・・・

 

無い・・・

 

な・・・

 

・・・くない

 

カメラはー

 

今日、サポートセンターより修理の見積もりのお電話がありました。

「あー、川村さん。大変申し訳ありませんが、工場の人間が、これは落下によるものと判断してしまいましてですね、私といたしましても、大変申し上げにくく、誠に残念なんですが、これ・・・保証の適用外、ということになってしまうんです。なので、どうしても有償になってしまうんですが、いかがいたしましょう・・・。いやぁ、本当に、何と申し上げて良いか・・・。」

と、なんだかビックリするくらい、もの凄く丁寧に謝られました。「あぁ、こういう『言いにくい』電話は、こういう風にかけるものなのか。なるほどねー。」・・・などと感心している場合ではなく

で、修理代金を聞いた瞬間には、あまりの購入金額との比率に、正直電話を落っことしそうになりましたが(←落としたら、これも壊れる(笑))、ここはキッパリ「いえ。自業自得ですから。直してください。」とお願いしました。だって、まだまだ使いたいから。カメラにも申し訳ないし。

とゆーわけで皆さん、デジタルカメラは地面に落としてはいけません。絶対に、いけません。落とすと、大変だよー、怖いよー、涙出るよー、オバケでるよー。

でないか、それは(笑)。

写真は、こないだ町で見かけた誰かさん家のイヌーくん。

「まぁ、そういうのって、誰もが一度は通る道だから。これからは、ちゃんと気をつけなよ。なんかくれ。」

といった感じ。で、写真に向かって、しばし話しを聞いてもらってるような気になってみたり(笑)。

まぁ、とにかく直るんなら、良かったですよ。でもホント、気をつけまーす。

ではー。



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ここ最近、暇を見つけては、音楽に関するちょっと小難しい研究書みたいのを読んだりしています。しかも次から次へと読みたいのが沢山あって、困ったりもしてますが(笑)。

ただ読み流すだけならそれなりにページも進むんでしょうけれど、やっぱりいちいち弾いて確かめてもみたいですし、弾いて音にすれば「ほほう、なるほどー。じゃあこういう時はどーなるんじゃらほい・・・」、「うわー、難しー、こんなのスラスラ弾けねーっ」等と、色々試したり、挑んでは玉砕したりしていると、時には時間ばかりが経ってしまい、気付くと日が暮れていることも。そして頭はすっかりウニになっているという。あ、「頭がウニ」って、完璧に死語ですよね(笑)。

えー今日も先ほど、完璧にウニになった頭を(←せっかくだから使う(笑))ほぐしに、外へ出ました。「ふぇ~っ。」。

さて、何処へ行きますか。えぇ、そうですね、ここはやはり旬のトコロへ行きましょう。

はい、・・・カメラ屋さんへGO(←(笑))。ってか専門店は近くに無いんで、家電量販店に、GO。

カメラ売り場には候補に上がっている一眼達がお待ちかね(笑)。あれこれいじくっては店員さんを捕まえて質問攻めに。しばらくいじくってるうちに、気が付けば随分長くここにいるな・・・、とさすがにヨダ○を拭いて、売り場を後にしました。すると、出口の所に、

デジタルピアノ売り場が。

10台くらいのいわゆる家庭用のデジタルピアノが並んでおりました。なんとなく「最近の家庭用機はどうなのかな。」と思い、ちょっと寄り道することに。そのコーナーでは、小学校2~3年生位の女の子とそのお母さんらしき人が、ピアノを見ていました。

「これから習うのかな?」。ぱっと見た感じ、お母さんも「良く違いが判らないなぁ」といった感じでした。都会では住宅事情もあって、なかなか本物は買えませんしね。でも、一口にデジタルピアノと言っても色々あって、どれがいいのか、よく判らないという声を聞きます。ましてや、家族も初めてであまり知識もお持ちで無かったら、結局ご予算と相談して選ぶくらいしか出来ませんよね。しかも、なにぶん子供のことですからね、買っても長続きするかもわからなければ・・・決して安い買い物ではないからこそ、ご家族はつい二の足を踏むのでは・・・などと思ったりもします。

端から順番に、ポンポンって指一本で鍵盤を押してみたんですけど、残念ながらどれも、やはりお安いなりのタッチや音でした。「あー、こういうので最初に練習しちゃうとなー・・・」とは思うんですけど、まぁ前述の事情もあって、仕方ないとこですよね。

ぐるーっと売り場を廻って、最後の一台。そこにあった中では一番お値段は高いピアノでした。ちょっと触って見ると、確かにこの中では一番良さそう。なので、置いてあった椅子にちょっと腰かけて、響きの良さそうな音色を選んで、適当にパラパラっと弾いてみました。あー、なるほど。これはまぁまぁ良いかも

すると、僕の少し前方でお母さんと他のピアノを見ていたさっきの女の子が、僕の方を振り返りったんです。ちょっとね、「キッ!」って感じで。

目が合っちゃいました

だから、「(あ、うるさかったのかな?ごめんねー。)」と心の中で謝って、少しボリュームを絞りました。で、さっきまで家で弾いて煮詰まってたフレーズなんかを、確認がてら「(あー、やっぱり難しいなー)」なんて思いながらも、またパラパラーって。「(お、でもさっきよりは少しスムーズになったかな。)」なんて思いながら、パラパラー。

そしたら、女の子がまた、「キッ!」って振り向くんです。

・・・な、なに?怒ってんのっ?ひょっとして今、ちょっと指がもつれかけたのが分かったとかっ

えー、そんなわけで、どうもその女の子の目線に耐えられずにですね(笑)、とゆーわけでもないんですけど(笑)、まぁ結局ほんの一分程触ってそのピアノから離れたんです。立ち上がって、出口の方へ。

するとですね。

その女の子、急かすようにお母さんの手を引っ張って、今僕の弾いていたピアノの前に連れて行きました。そして、そのピアノを指差して、ニコニコ顔でこう言ったんです。

「ねぇねぇ、お母さん!私、このピアノがいいと思うよ!これ、とってもいい音してたと思うよ!私は、これがいいな!」

そこまで彼女の声を聞いたところで、僕は出口を出ていました。

そっかー・・・(笑)。

ありがとう

なんだかキミのおかげでね、もっと練習しようって気がわいて来ましたよ

そしていつか、またどこかで会いましょう。そして、その時はキミのピアノも、聴かせてね

では。



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「ゴボウ抜き」なんて言葉、よく駅伝やマラソンなんかで耳にしますよね

でもゴボウってね、アレ実は抜くのがとっても大変で、どちらかと言いますと「掘る」もんなんですよ。ススーッとなんて絶対に抜けなくて、牛蒡の収穫はめちゃめちゃ手間のかかる作業なんですね。腰に気をつけてやって下さいね。

はい、みなさんおはようございます。今日も皆さん元気で、早朝から畑に出ていらっしゃることと思います。はい、川村ケンの農業ブログです。・・・もー夜だっつの。

とゆーわけで、ゴボウ抜きというのは、実は「楽に何人もスイスイ~っと抜いちゃう」感じではなくて、「大変な手間と労力をかけてどうにかこうにか成し遂げる」といったニュアンスなんですよ

冬はゴボウが一際美味しい季節ですね。僕、こういう山菜や根菜、大好きなんです。年がら年中、脂っこいラーメンばっかり食べてるわけじゃないんですよ(笑)

ゴボウを食べるのは基本、日本人だけです。外国では食べ物とすら思ってもらえないのです(一部の日本食大好き外国人は除きますが)。

戦時中、新潟のアメリカ人捕虜収容所でのお話ですが、手に入ったゴボウを料理して、外国人捕虜達に出したんだそうです。貧困下のお台所事情の折ですから、それが何日か続いたんですね。

ゴボウは元々漢方としても重用されるという、身体にもめちゃめちゃいいお野菜です。きっとその外国人捕虜達も、豊富な食物繊維で胃腸スッキリ、便秘知らずの健康体になったのでは、と思われますが、・・・現実は残酷でした

戦後、戦犯裁判が行われた際に、なんとこの収容所の関係者は「捕虜を虐待した。彼らに残虐な行為をした」という罪で、何人もが死刑になったり終身刑になったりしました。その理由は、

「我々の大切な兵士に木の根っこなんか食べさせたから。」

だったそうです。

看守達は「おお、美味しいゴボウだ。これはあの捕虜達にも是非食わせてやろうではないか。」なんて、まったくよかれ、と思って出したのかもしれませんよね。知らなかったとは言え、食文化の違いで死刑になった彼らは、ちょっと可愛そうでもあります。まぁ国によっては、カタツムリや昆虫とかがご馳走になったりしてるわけですから、難しいところではありますね

あーそうそう、「きんぴらゴボウ」の「きんぴら」ってね、これ「坂田金平(さかたのきんぴら)」っていう人の名前からきてまして、この人あの「マサカリかついだキンタロー」で有名な金太郎(坂田金時)の息子なんです。この息子が、またもの凄く強くて勇ましい人だったそうで、江戸時代に演劇(人形浄瑠璃)のネタにもなって広く有名になったんだうです。

で、ゴボウの歯ごたえとか、食べると精がつくところとか、調味料の唐辛子の辛さとかがね、「金平の強さ」と似てるね、ってことであのゴボウ料理を「金平ゴボウ」っていうようになったんです。ポリフェノールもたっぷり、胃腸も健康になれて、ガンや動脈硬化の予防にもなって、そんでもってお味もとっても美味しい、という、もう最高の一品なんですよ

・・・あくまでも、僕らにとっては、ね(笑)。

えー、カメラ、修理に出しました。まだ一眼の誘惑の波は弱っておりませんが、彼にも回復してもらわねばー。直るかなー。微妙だって言われたんですよねー。ひやー。ほんと、おっちょこ・・・だー。

ではー。



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今日は長いかも(笑)。

昨日はね、まず「ずっと会いたいなぁ」と思っていた人に会ったんですよ

その彼、Eくんは仕事の傍ら、趣味でカメラをやっているんですが、でもその写真というのが、僕が思いますに趣味というレベルではもはや無く、彼の写真を見るたびに、僕はいちいち(ほんとにいちいち(笑))「おおーすげー」と思わず声を上げずにはいられない、とゆー程の「モノスゴー」な腕前なんです。僕はすっかり、彼の写真のファンに。だって実は、携帯じゃなくてデジカメを買いたい、と思ったきっかけが彼の撮ったラーメンの写真を見て、だったんですから(笑)。ラーメンかよ(笑)。いや、芸術的なラーメンの写真なんですよ、えぇ僕には(笑)

「は~、しかし一体どうやったらこんな写真が・・・。秘訣があるなら是非聞きたい。」と常々思っていましたら、とある人の仲介で、とうとう昨夜その彼に会うことが出来た、というわけなんです

場所は銀座。そして彼のお気に入りだというお店に連れて行ってもらいました。そこは僕の思っていた「銀座」というイメージとは程遠く、全然気取らない昔ながらの一杯飲み屋さんといった風情。銀座って僕は不案内なんですけど、こーゆーお店は大好き、いいとこ教えてもらっちゃった、最高、はい、カンパーイ

ビールに一口付けると、すぐに彼はバッグから「見ます?」とカメラを何台か取り出してくれました。一見して高級感のあるカメラ達。最近購入したばかり、という機種はなんと、えーっと・・・うまい棒が6万本以上買えるお値段、だとのこと。

「でも、高いにはそれなりにワケがあるんですよ。あのですね、例えばこれは絞りが・・・焦点距離でボケを・・・F値っていうのがあって」とカメラをいじりながら色々説明してくれましたが、言葉はともかく(難しい部分もありましたからねー。笑)、僕の疑問点も次々に解消してもらい、ありがたく拝聴しました。

ちなみに今日の写真は古い「二眼レフ」というカメラです。恐ろしいくらい「味のある」写真が撮れるカメラです。

そこへ。「こちら、ご相席お願いしますね」と、お店の方が。いい時間になっていたようで、見回すとお店はすっかり満席。「はい、どうぞ」と椅子を寄せると「あぁ、スミマセンね、お邪魔します」と、一言添えて、品の良い老紳士が3人同じテーブルに座られました。

そして、僕らは相変わらずカメラを手に手に、食べ物や壁のメニューなんかを題材にしてお勉強会(笑)。すると、

「その○○、あなたの?」「あ、○○まであるんですね。いいよねぇ、それ」と相席の方が。Eくんが「あ、これはレンズは○○なんですよ。」などと即座に対応。専門用語が飛び交います。僕にはちょっと難しかったんですけど(笑)。でも、その老紳士達の感じの良さに「あー、皆さんもカメラやられるんですね。」と気軽に声をかけましたら。

「あっはっは。僕達、カメラマンなんだよ。」と。

・・・はぅぅ

カメラの話が聞きたくて、Eくんに会った初めての夜に、プロカメラマンにも会っちゃった。しかも3人も。聞けば、そのうちお二方はもう70歳を迎えられたということですが、依然現役バリバリのプロとしてご活躍中なんだそうで、もしかすると皆さんもその方達の写真を何かで目にしている可能性もある、というくらいご活躍の方でした。東京オリンピックの時から写真を撮ってるって、おっしゃってました。僕が生まれる前ですよ。すごいですよね

Eくんのカメラや、持っていたポジ(←光にかざして見れるフィルム)で、どんどん話は弾みます。「この写真がいいね。」「どら、私も拝見」。そして、ここでまたビックリが。

「今日は大学の同窓会があってね。今夜はその流れで。」とおっしゃったので、「ほうほう、では大学で写真をお勉強されたんですかー。」と聞くと、「そうそう、○大の芸術学部っていうとこで」。

・・・はぅぅ

なんと、僕の大学の先輩でした。「あらら、僕も○芸なんですよ。」と答えると「おお、なんだ、じゃあ君は後輩か。」「はいー。」と。学科は違えど、同じ学部。同じあの小さなキャンパスに通った先輩だと思うと、やっぱりなんか嬉しいものです。懐かしい校舎の話などでひと盛り上がり(笑)。

そして「篠山紀信」さんという、有名なカメラマンさんのお名前も出てきたりしたのですが(この方も○芸のご出身なんです)、すると、その中のお一人が「紀信さんは、僕にとっては高校の先輩でもあるんだよ。」とお話になられたので、「ほー。どちらなんですか?」と伺ってみると、「○高校。」。

・・・・・・はぅぅ

なんとその学校は、僕の凄く近しい身内が数年前まで通っていた学校でした。これまた実に耳慣れた名前がでてきたんでビックリだったんです。「おお、それは偶然だねー。なんだ、すごいね、今日は。」と。

それからお店が終わるまで、色々とカメラのこと、カメラ界のことなどを話してくれました。音楽の世界とは、やっぱり違うけど、でも共通点もあったりして、とっても為になりました。何より、僕は素敵に年齢を重ねられている「おじいちゃん達」(←あえてこう書かせていただいちゃいましたけど)の年輪のある生のお話が聞けたってことが、一番嬉しかったんですよね。

その余韻で、握手をしておじいちゃん達と別れたあと、ついもう一軒行ってしまいました(笑)。

あとからEくんに聞きましたが、カメラ好きの人はこういう風にカメラを持っているだけで、それをきっかけに知り合ったり、仲良くなれることも多いんだそうです。

ちなみに今日の写真は古い「二眼レフ」というカメラです。恐ろしいくらいに「味のある」写真が撮れるカメラです。老カメラマン達はこのカメラを見て「懐かしいねぇ。」と皆一様に目を細めておられました。

そして・・・昨夜は、もう一つ、最後のビックリがありました。

僕は昨夜、Eくんの話や、プロの「やっぱり上達するには、一眼で撮りまくること」という言葉を聞いて、「うわー、一眼かぁ、欲しくなっちゃうなー。」と、ヨダ○じゅるじゅるだったんです。そしたら。そしたら、なのか?

なんと、僕のデジカメが壊れました。家に着く直前に、落としちゃったんです。そして、けっこう、しっかりと壊れました。見れるけど、撮れません。完全に自業自得なんですが。

ひょっとして、これは何かを暗示しているのでしょうか?なぜ僕のデジカメは、初めてEくんに、そして偶然にもプロカメラマンに会った昨夜、壊れたんでしょう。カメラのヤキモチ・・・だったのでしょうか。そして、さらに深読みするならば、

「一眼を買え」ということなのか、「オマエは買っても壊すから止めとけ」なのか。

今日はずっとそれが気になってしかたありません。どっちにしろ、明日ちゃんと修理には出してあげるつもりです。かわいそうですからね。ごめんよー

ではー。



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何だか外へ出ないと生涯に渡って後悔しそうな位のまっ青な空でしたので、ぐぃっと。まだ少し寒いけど、めちゃくちゃ気持ちいい空気。こりゃ別なものも、ぐぃぐぃっと(笑)。・・・にしても、今日は面白い出会いがありました。人生って、凄い。

 

 

 

 

 

 

 

・・・キ○ネッ(笑)。



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具志堅用高(ぐしけんようこう)さんという元プロボクサーが居らっしゃいます。

ボクシングで世界王者を13回も防衛したという輝かしい記録を持っているその世界では超有名な方なのですが、時々テレビにも出たりするので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。ほら、アフロヘアーの。

この方、ボクシングは勿論天才ですが、発言が面白いことでも有名です。時々、思いもかけないようなことをおしゃいます。そうそう、あの長島監督とかと共通のモノを感じますが(笑)。片岡鶴太郎さんが、「チョッチュネー!(そうですね)」という具志堅さんの発言を持ちネタにして一時ずいぶん流行ったんですけどね。

この具志堅さんが、とあるクイズ番組に回答者として出演なさった時のことです。

「さて、次の問題です。百獣の王と言えば?」という問題に、ボクサー特有の敏捷な反射神経を駆使し、目にも見えない速さで「ピンポーン!」、回答席のボタンを押しました。そして。

「はい、具志堅さん、お答えをどうぞ。」

「きっ、きりーんっ!」

「・・・。」

こうお答えになりました(笑)。ぼく、それ見てて「さすが具志堅さん」と大笑いし、その後友人にこの話をしようとしたんです。

「こないださー、テレビで具志堅さんが・・・(中略)・・・で、なんて答えたと思う?」

「わかんない、何、また面白かったわけ?」

「そうそう、あのね」

と、ここで僕、ど忘れしちゃったんですね

「えー、っと、あれ、なんだっけな、なにかすごく面白い答えだったんだけどな。百獣の王はって訊かれて・・・、えーっと、えーっと。」

しばし考えた後に、僕の頭に浮かんできた言葉がありました。

「あ、わかった!思い出した。そうそう、うどんだよ、うどん!」

「うどん?『百獣の王はうどーん!』、って答えたのか?ほんとかよー。」

「あれ・・・違うかな。あー、えっと、そうだ、きりん、だった。そうそう、きりん。」

とゆーわけでですね。話はこれだけなんですが(笑)、この時になんだか僕の頭の中で、

「百獣の王=うどん。→いや違う→そうそうキリン」

という刷り込みがされてしまったんですね。不思議なことなんですけど。何か頭の中でガッシリと繋がっちゃったみたいで(笑)。なので以来ね、

うどんって言葉を使うとき、絶対に「百獣の王」って言葉が浮かぶんですよ(笑)。で、こっそりか、せめて頭の中でこれを言わなきゃ気が済まなくなっちゃってるんです。蕎麦屋さんとかでも、

「天ぷらうどん一つ、お願いします(うどん・・・百獣の王・・・うどん・・・いや、きりん・・・)。」

って。もうね、これ15年以上とか前からですからね(笑)。真顔にしてても、頭の中では、いっつも、うどん、百獣の王、うどん、百獣の王、きりん、うどん(笑)。誰か止めてー(笑)。

で、もういっこあるんです。今日の写真の、そう、時々無性に食べたくなるマックですね。今日、発作が起きて食べちゃいましたが

マックの「M」の看板ありますよね。赤地に黄色のあの有名なマークの看板。

10年ほど前になるんですけど、友人のミュージシャンと、その息子(Uくん)とドライブをしたことがあるんです。その時そのUくんが、確か小学校2年生位だったと思うんですけど、走っていてあの「M」の看板を見つけるたびに、決まって大きな声で必ずこう叫んだんです。

「マルクナルゾ!!」

そして、さっと背中を丸めて丸くなるんです。それがもう可笑しくて、可笑しくて。友人と一緒に毎回大笑いしたんですが・・・どうも、それ以来ね(笑)。

ぼくもあの看板見ると、必ず小声(または頭の中)で、言わなきゃ気が済まなくなっちゃったんですよね

「あ、マクドナルド発見。(ま、ま、・・・まる・・・まるく・・・まるくなるぞ!)」。

そして今日も勿論、「えー、ビックマックセットとフィレオフィッシュ下さい、ドリンクはコーラで(・・・まー、・・・まるくなるぞっ!)」

しっかり心の中で叫びました。はー、スッキリ(笑)。

ではー。



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・・・これがね、振るんだそうです。もっとも、ちゃんと訓練すれば、だそうですけれど。

とゆーのもこういうことなんです。

えーっと、ではその前にですね、犬が尻尾を振るのはどういう時でしょうか?さて、いかがでしょう。

「決まってるじゃない、『嬉しいとき』でしょ?」

と思われた方、ハイ。えー、ひー、ふー、みー、よー、いつ、むー・・・(笑)、たぶん結構いらっしゃると思います。

これがね、違うんですよ。いや、違うっていうか、合ってるっていうか、まぁ違うって言うか。どっちやねん(笑)。えー、元々は、違うんですよ

元々犬が尻尾を振るときというのは、えー、飼ったことのある方には簡単かもしれませんが、これは判り易く言えば「怒った時」なんですよね。「こんにゃろー」って思ったときに、尻尾をピンと立てて、左右にわっさわっさ、と振るわけです。威嚇の意味もあるのでしょう。

なので、知らない犬に会った時に「お、尻尾振ってる。喜んでるなー。よしよし。」なんて無防備に近づくと「ワンワンワンワンッ!」なんて吠えられてビックリすることもありますので、ご注意を。まあ、よーく顔見れば判るんですけど。じっ(・_・)。

「えー?でも、犬は喜んでるときに尻尾振ってんじゃーん」、ですよね。確かに。

でもあれはね、本能でやってるのではないんです。つまり、喜んでやってるのではないんです。犬も尻尾を振ると疲れもするし、やり過ぎるとストレスも溜まるそうです(まぁ、ストレスを感じる程疲れたりする前には振るのを止めるそうですけど)。そしてあれは、人間に対してしかしないんだそうです。では、なぜか。なぜ、わざわざ振るか。

はい、どん

「だって、人間の前でやると、頭を撫でてくれたり、可愛がってくれたりするからさー。餌くれたりもするしー、よしよしーって、笑顔で喜んでくれるしー。」なんだそうです。(ちなみに犬同士で喜びを表す時は、尻尾なぞは振らずに、お互いの身体を擦り付けあうのです。)

つまり、喜んで振ってるんじゃなくて、喜んでもらおうとして振ってる、んですよ

うーむ、さすが長年の友。あれは君達なりの、処世術だったのね

とゆーことで、猫に戻りますが。今日の写真でもお分かりかと思いますが、昨日のイヌーくんとは大違いですよね。カメラ向けてもそっぽ向いてます(笑)。

「勝手にしろよ。俺達も勝手にするからよ」的な、ね(笑)。

しかしなんか、立ち位置がバンドのアーティスト写真みたいですよね、一昔前の(笑)。やっぱり手前のヤツがヴォーカルかな。「ニャニャニャニャニャー!」

えーっと(笑)。

そう、猫はまだまだ野生に近いんです。裏を返せば、人間に対して尻尾を振ったりする「つもり」がないだけなんですね。では、何故訓練次第で、なのか。

これはサーカスなどを思い出していただければ。ホラ、もっともっと野生に近いトラやライオン達が、ちゃーんと複雑な芸当をやってのけていますよね。だから、猫にだって、当然できるわけなんです。

ただ、一般論としてですが、多分猫を飼ってらっしゃる方のほとんどは、猫にそんなこと教える「つもり」は無いんじゃないですかね(笑)。あの、勝手気ままなトコロが猫のいいところ、ですものね。でも、たまにはゴロゴロ言ってスリスリ甘えてきますしね、猫はあれで十分かも知れませんね。猫も、かわいいですよね。

さて、では最後に。もう一回だけ伺います。

「犬が尻尾を振るのは何故でしょう」

もう、お分かりですね。はい、どうぞ

そそ、そうですね。答えは、

「尻尾が犬を振れないから。」

・・・(笑)。

あははーのニャニャニャー(逃)。

ではー。



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はい、答えは、「身体を振るより楽だからー!」です

子供の頃、好きだったなぞなぞの一つです。あはは。

・・・おいといて(笑)。

えー、あらゆる動物の中で、人間だけだそうです。相手を「見てくれ」で判断するのって

僕ら以外の動物界では、例えば一番知能が高いといわれるチンパンジーであっても、相手を見て「うーん、ゴメン、私はパス。」とか、「もっとカワイイのがいいなぁ」等ということは一切言わないし、よもや思いもしないそうです。犬や猫、ライオンやペンギン達にとっても、勿論そういうことは一切関係ないんだそうです。

「健康なら、OKっす」だそうで。うむー、さすが。この辺りの潔さが動物の動物らしいところでもあり、惹かれるところでもあります。

これは、生活環境を自由に選択できる我々と違って、それが出来ない世界に生きているからなんだそうですが、それなら我々の遠い祖先も、きっとそうだったんじゃないかな、とは想像できるんですけど。

今の人間の世界では、ちょっと過敏すぎるんじゃないか、いうくらい気にしますよね。・・・例えば高い山や空の上から見たら、みんな一緒じゃん、大差ないじゃん、って思うんですけどね(笑)。あー、こういう身も蓋も無いこと言ってはいけませんかね(笑)。

「お洒落を楽しむ」、ってのは考えたら人間だけですものね。その延長線上なんでしょうかね。仕方ないかもしれませんね。まぁ、そればっかりの人、じゃなきゃいいんですけどね。

とはいえ、まったく気にしすぎない、ってのもどうかとは思いますよ、そりゃ(笑)。でもまー、健康なのが一番で、あとはその健康の為にもそこそこ清潔にはしときましょうかね、という程度ですけど

動物もね、毛艶は見るそうですよ。これはきっと健康に繋がるんでしょうね。テレビ等で見られる、綺麗で派手な鳥の求愛ダンスなんかでも確認できますし、犬や猫でもそうなんだそうです

あと、なぜか「匂い」は選択の条件(っつか好み、かな)にあるんだそうですよ。そういえば、嗅覚の優れた動物って多いですものね。よくクンクンしてますものね。

写真のイヌーくん、リード外れちゃってたけど、雨に濡れながらもおりこうさんで飼い主さんを待っている様子でした。ちょっとしゃがんで話しかけたら、「なにー。遊んでくれんのー。くんないのー。」って感じで寄って来てくれました。あーかわいい。ナデナデ

・・・あ、そういえばクンクンされてたけど、大丈夫だったかな、僕(笑)。

ではー。



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さーっ、さーっ、さーっ。

・・・おおおっ、すごいっ

なんと少年は僕の目の前を、もの凄い速さのムーンウォークで、踏切を左から右へわたってゆきました・・・(旅先にて)。

なんてね(笑)。

でも、そう言われたらそう見えませんか?えー、やっぱり見えませんかそうですか(笑)。

なんて、しょうもない前置きはともかくですね。

皆さん、普段、歩いてます?

なんか突然「歩かなきゃ」って、今思って(笑)。

ふと、この写真の少年くらいの頃の昔(×数倍)を思い返してみると、学校に歩いて行くのを「めんどくさい」とは思ったことは無かったように思います。在学途中、引越しをしたりしたので、片道20分位は歩いて通っていた記憶がありますが、別に、雨でも雪でも、毎日当然のことだと思って「いってきまーす」でした

友達とワイワイして歩けばあっという間でしたし、そうでなくとも、今は飼い主のマナー向上のおかげかあまり見かけなくなりましたが、地雷のように通学路にやたらと落ちていたイヌーのウ○チを「ホッホッ」って、上手いことよけながら(笑)、雨上がりには傘でそこら中をカツカツ突付きながら(なので、傘をよく壊して怒られましたが)、よく歩いてましたが。

うーん、いつの頃から、歩くのをおっくうがるようになったのでしょうか。いかんなー。

勿論、散歩とかは好きです。興味と体力さえ尽きなければ、半日、いや一日中でも歩けます。しかも僕、歩くのめちゃめちゃ速いんでかなりの距離出せます

でも、毎日となると

そもそも、いざ散歩でもしようかなって時には、どこかに「歩くのは身体にいいから」と思ってる自分が居るわけですよ。自分のことなので分かるんですけど、これって「普段運動不足だかんなー」と自覚してることの裏返しなんですよね

理想は「毎日一万歩」なんだそうです。これは距離にして5~6km、時間にすると約70分くらいになるそうです。余談ですが、不動産屋さん業界の「徒歩1分!」は約80mと言いますが・・・あ、だいたい合ってますね(笑)。

しかし、70分かー・・・(細目)。

子供の頃は、通学と遊びだけで、余裕でクリアしていたこの「毎日、70分歩く」っての、大人になると、なかなか難しくないですかね。

とか言って、これ読んでくれてる人が全員「え?そんなの余裕でクリアしてるけど。オマエさんだけだよ。」だったらどうしよう(笑)。カモン、仲間ー(笑)!

もしそうだったら、明日から毎日、立ったままピアノ弾きます。じゃなきゃ、ピアノ持ったまま歩きます。無理。

・・・ってか、「そんなことするなら、普通にちょっとづつ歩けば?」って感じですよね(笑)。

歩いたり、走ったりした後が気持ちいいのは知ってるんですけどね。うーん(とりあえず伸び)。

では。



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先日、と言っても、もう先月のことで恐縮ですが、昨年参加させていただきました清木場俊介くんのツアー「それ行け!オッサン少年の旅」のツアードキュメンタリーブックが発売になりました

その名も、「ロックじゃろうが!(←特設サイト。動画や、ブック未使用写真もあり)」。

ツアーの殆どに同行取材した藤井徹貫(てっかん)さんというベテランのライターさんのペンによるものですが、これにはちょっとやられました

まずビックリしたのが、一人のソロアーティストのツアーブックであるにもかかわらず、何だか「清木場俊介バンド」という、まるで一つのロックバンドのツアーを追いかけたかのような、俊くんと、ミュージシャン達と、スタッフ達の、本当の意味でのツアードキュメンタリーになっていたことです。リアリティがすごい。読んでいて、まるでその場にいるような気分になる「臨場感」がすごい

いきおい、「これはミュージシャンじゃないと、ちょっと解らないんじゃないか」、と思えるような文章もありますが、そこには逐一上手な解説がしてあって、リスナーやファンの皆さんにも解り易くなっていて。つくづく、「あー、プロ(の文筆家)って凄いなぁ」と感心

にしても、ツアー前に、「もしかしたらメンバーの皆さんの事も、ちょっとは書かせてもらうかも知れませんから。」と位は聞いていたのですけれど。

既に読まれた方はご存知かと思いますが、ちょっとどころか、随分僕達バンドも登場しますよねぇ(笑)。まぁ、自分の名前や発言がこうして本に残り、自分でそれを読めるというのは、なかなか貴重な体験ですし、光栄でもあり、嬉しいことなんですけれど

ドキュメンタリーとはいえ、「ほー、ここまで書くのか!」、「うわー、よく憶えてるなーこんなこと!」とビックリするくらいの、赤裸々な事実、事件、珍事実、珍事件(笑)の数々も、実際その殆ど全てを現場に居た僕には、懐かしく、笑えもし、今更ながら読んでて思い出してドキドキしてみたり(笑)。

そんなわけで、あまりに面白くて、開封した妙な姿勢のまま、一気に最後まで読みきってしまいました

写真でもお分かりかと思いますが、本の冒頭付近で、僕は「ケン坊こと川村ケン」と紹介されております。が、「ケン坊こと」と紹介されたにも関わらず、以降、一度もこの本に「ケン坊」という言葉は出てきません(笑)。後はずっと「川村」でした。こんなことに気付かれた方は、おそらく一人もおられないと思いますけど、僕にはニヤリ、のポイントの一つでした(著者の徹貫さんは、昔から僕のことを「ケン坊」と呼んでくれているので、きっとつい、ね。俊くんは「ケンちゃん」、だし(笑))。

そして。

ははぁ、・・・なるほど、これで最近コメント欄で「ケン坊さんって、ドSなんですか?」とかって言われてたのか、とも納得。

読後、徹貫さんには、「最高でした。」いうと本の感想と共に「えー、次にあったらビール一杯奢ってくださいね。」とメールしておきました(笑)。

えぇ、でもね。「ドS」の「S」は、皆さんが思っているような、そういう意味じゃなくて・・・。

「ドスペースファンタジー」のSなんですよ。フフフ(笑)。(←限りなく意味不明)。

では。



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昔ながらの赤鉛筆

譜面にちょっとした書き込みをしたり、ダルセーニョやリハーサルマーク(僕達がよく使うポピュラーな音楽記号達です。)等の、大切なポイントを囲ったりする時に、よく使います。っていうか、もうずっとこれで慣れてますので、無いと困るんです

あと、本の大切な部分にも使います。ガーって線を引っ張っちゃいます。グルグルっと丸で囲んじゃいます。場合によっては蛍光マーカーペンも使うんですが、なんだか赤鉛筆の方が後から見返した時に「あぁ、そうそう、ここ大事なんだよねー。」って、赤の濃さや書いたときの手の動きとかで、大切の度合いまで思い出せるようで、より忘れないような気がします。

あ、どーでもいい話、思い出した

お店で売っている鉛筆、黒い普通の鉛筆は削ってないのに、色鉛筆は削ってありますよね。あれ、何でだか不思議に思われたことないですか?って、大したことじゃないんですけどね(笑)。

どうやら、「沢山削るの大変そうだから、サービスでやってます。」ってことらしいです。なるほどなんですけど。でもほら、知っててどーなるってほど大したことじゃないかもなんですけど。あはは。

じゃあ何で黒い鉛筆はサービスで削ってくれないのかなー、と思ったら「削って販売したことはあったんですが、『持って帰るだけで汚れる!』って不評で、止めました。」とのこと。そっかー、ケースで買わない時は、そうだよななー。ポケットとか、汚れるよなー。んー、ポケットに入れないかー。んーわかるよーな、よくわからないよーな

あー、そういえば、小学生の時に鉛筆の芯が手のひらに刺さって折れたんですけどね。あれ、そのままになってるんだよなぁ・・・(と、手を見る)。

あ、まだある、薄っすら黒いのが見えます。右手の薬指の付け根あたりに、30年くらい前の鉛筆が入ってました。当時は「それ、鉛の毒が廻って、死ぬよ。」と友達に脅されましたけど、なんかまだ生きてますねぇ

・・・どうしても鉛筆削りが見当たらなくて、さっき久しぶりにカッターナイフで赤鉛筆をシャクシャク削りながら、こんなことをつらつらと考えてました。なんか、ちょっとしたことなんですけど、こーいう手間は楽しい気がします。「あ、こっち側、削りすぎたな」とか思いながら、鉛筆をクルクル、ナイフでシャクシャク・・・。

んー、そんなに上手には削れませんでしたけど、やっぱり手で削ると、なんか味があっていいもんですねぇ。

大切に使おう

鉛筆って、やっぱりシャープペンやボールペンにはない良さ、ありますよね。ちなみに、僕は黒鉛筆は昔からずっと「F」を使ってます。「Freedom(自由)」のFです。なんつって(笑)。

ではー。



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昨夜は、仲間内の誕生会を兼ねての飲み会だったのです。

2軒ほどハシゴして食べたり飲んだり。そして主役が帰った後も、まだ飲み足りない残り組で、こともあろうか「軽く餃子でもつつきながら、一杯だけ飲もうよ。」ということになりました。

えーハイ、ご想像の通りでございます。言いだしっぺは僕で、向かった先は「餃子の王将」でありました(笑)。ちなみに時間は、すでに深夜3時過ぎでした

酔いの勢いというのは恐ろしいもので「軽く餃子でもつつきながら」なわけはなく、席に座るやいなやお店の匂いにつられたのか、「生とー、えー、ニラレバ定食」「じゃあ俺はニラタマかな。定食で。」「んー、餃子定食!餃子二人前とエビフライだよね、これ。」などとそれぞれしっかり定食をオーダー(笑)。

しかも「あと、ラーメン、2つ、これみんなで食べよう。スープ代わりに。」「あ、そうそう唐揚げもね。」・・・今書いてて、自分で若干呆れ気味の引き気味(笑)。でも全員完食。

とゆーわけで、今日は起きたら、手を軽く握っただけで、手のひらが厚くなってるのが判るくらいムックムクでした。完璧に食べ過ぎです。やっちまった

で、何か少しでも体から出さなければ、と思い、献血に。あー、もしかしたら・・・こんな理由で献血に行ってはいけないのでしょうか。

でも、献血ルームでは「川村さんは、良く出ますから、こっちの機械で。」と何やら今までとは違う機械に。そしてパンパンしながら、「うわー、本当にどの血管にしようか迷っちゃうくらいですよー」。えぇえぇ、どれからも健康的なニンニクパワー満載のが出ますよ。「じゃあー、きょうはこれっ!グッサー!(←こんなことは言わないし、しない)」。まぁ、とにかく今日も大好評で成分献血してきました(笑)。小一時間、静かな献血ルームでゆったり本を読みながらのこの時間、結構憩いの時間なんです。

しかし。今日は、こんな時間になってもまったくお腹が減らないんですけど(笑)。食べ溜めってきかないっていうけど・・・

ではー。うっぷ。



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今さっき、夕方ですけどお昼ゴハンを食べながらテレビを点けましたら色々な芸能人が旅をする番組をやっていました。僕、こういう旅ものは結構好きで時々見るんですよ

この番組の中で、腹話術師のいっ○く堂さんと磯野貴○子さんが沖縄に行ったんですが、そこで出会ったおじさんとのちょっとしたやり取りに、もう(笑)。

いっこ○堂さん「ここで何をしていらっしゃるんですか?」

おじさん「いやー、ちょっとやってることがあって。」

いっこ○堂さん「やってること?それは一体なんですか?」

そこでおじさん、財布から一枚の写真を取り出しました。そこには

『超飛行体 空飛ぶ自動車』

という、パソコンで作ったとおもわれるハガキ大の写真が。普通の自動車におおきな羽が付いている、子供の頃のアニメに出てくような写真でした。なんだか、ルパンとかに出てきそうな(笑)。おじさん、これを作ってると言います。ホントにー?見たことないし、クルマって・・飛ぶ?

でも、真剣なおじさんの様子に、いっこ○堂さん、

いっこ○堂さん「えー!すごい!これ、もう出来てるんですか?」

おじさん「いや、まだだけど。でももう出来るよ

いっこ○堂さん「すごい!・・・でも、一体何でこんなモノを作ろうと思ったんですか?」

ここでおじさん、笑いながら即答。

「バカだから!あっはっはっは。」

・・・僕、大爆笑でした。ゴハン、ふき出しそうになりました(笑)。いやーこのおじさん、いいです、素晴らしいです。その後の番組側からの説明によると、実際にはまだまだ実現には程遠いようでしたけど(軽トラックに羽がついた写真がありましたが、なんか最高でした(笑))、おじさんが一生懸命取り組んでいるのは本当のようでした。

でも新しいことをする人って、こういう思い込みで成し遂げるんですよね。人に何と言われようと。逆に思い込めないと、出来ないというか

で、僕はさっき、このおじさんの「自分を笑い飛ばしちゃうユーモア」と、その裏に見えた「信念の強さ」に、なんか突然とってもハッピーな気分になっちゃったんですよね

いやぁ、いいですよー、この一言。僕もこれから誰かに

「なんでそんなことしてるの?」と問われたら

「バカだから!わっはっはっは。」

と答えて笑うことにしたいと思います(笑)。

・・・で、今日のお写真。

なんでこんなの撮ったの?

ハイ、答えは勿論、

「え?バカだから!わっはっはっは。」

まぁこの写真を撮るにあたっての信念は、別になかったんですけど(笑)。

さて、今夜は仲間との飲み会があるんですが、なーんか気分がいいので、散歩がてらちょっと早めに街に繰り出してみようと思います。天気もいいしねー

ではー。



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