稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

昨夜(3月8日)の稽古(木曜会)

2018年03月09日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
今年9回目の木曜会稽古。
雨。四條畷の市民活動センター体育館。
20時から21時過ぎまで。

師匠のお話から、左座右起(さざうき)の作法について訂正する次第。
勘違いしていたが、3月2日に書いた起居(ききょ)は跪居(ききょ)の間違いである。
つまり、跪居(ききょ)=跪座(きざ)なのである。音が同じなので間違えた。
跪居も跪座も、両膝をつき、つま先を立てて、かかとの上に尻をおく姿勢を言う。

座る際は、左右と膝を付き、跪座(立てた踵の上にいったんお尻を乗せる)から座るが原則。
立つ際も、跪座(立てた踵の上にいったんお尻を乗せる)から右左と立つのが原則。
子供は長時間の正座で足が痺れていることがあるので跪座を推奨。
ただし、レベルに応じて跪座は省略しても良いとのこと。

さて稽古。すぐに面を着ける。

大きなゆっくりとした切り返し。呼吸法の切り返し。
1拍子の正面打ち。相手に脇を見せない正面打ち。
手と足が同時が基本だが、レベルが上がれば足が先行して打つように。
右足をしっかり出して正面打ち。

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4人組での交互打ち。
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③①→②④  ①が打って②が受けて、②は③の後ろへ
②③←①④  ①が打って③が受けて、③は④の後ろへ
②①→④③  ①が打って④が受けて、④は②の後ろへ
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④②→③①  ②が打って③が受けて、③は④の後ろへ
③④←②①  ②が打って④が受けて、④は①の後ろへ
③②→①④  ②が打って①が受けて、①は③の後ろへ
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①③→④②  ③が打って④が受けて、④は①の後ろへ
④①←③②  ③が打って①が受けて、①は②の後ろへ
④③→②①  ③が打って②が受けて、②は④の後ろへ
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②④→①③  ④が打って①が受けて、①は②の後ろへ
①②←④③  ④が打って②が受けて、②は④の後ろへ
①④→③②  ④が打って③が受けて、③は①の後ろへ

この練習方法は部活など見ることはあるが初めての体験である。
打たれる方が止まっている正面打ちだと移動がスムーズに出来ず難しい。
相面だと移動はスムーズになるが、頭が混乱してごちゃごちゃになる。
途中で4人では無く5人でやったがますます混乱した。
打ちを意識すると順番が狂い、順番を意識すると打ちがいい加減になる。
やり慣れていないせいもあるが難しいものだ。

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遠間でしっかり声を出し、蝕刃、打ち間まで入って丁寧に打つ正面打ち。

間境(まざかい)の説明。
一足一刀の間でお互いがいつでも打てる(打たれる)その境目(さかい目)。
間境で形(自分の構えと心)が崩れないことが大切。
その間境のところからすぐ打たないで我慢する打ちが大切。
間境でもう一つ攻めてみる(膝を出すなど)打ちなど身につけたい。

相面勝負での交互打ち。
小手に対する応じ技(表摺り上げ面、裏摺り上げ面、相小手面)。

1分半の回り稽古を5回。
稽古になると気をつけていてもクセが出る。
師匠から指摘。

1)稽古(地稽古、立ち合い稽古)の時に基本稽古が出来なければ駄目。
2)上位の者が崩れて打っては駄目、究極の基本打ちを目指せ。

最後に大きく伸びやかな切り返しをして終了。

剣道は「気」。姿勢気勢が大事。調子の悪い時は無理をしない。
大きな声、遠間蝕刃の間を大切に。交刃、一足一刀の間、そこから攻め溜め。
調子が悪い時は稽古を休んで見学しても良いし、家でのんびりするも良し。
調子が悪い時は休むことも稽古のうちと思って良い。
ともかく稽古は元気が大事。





コメント
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