稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

昨夜(3月28日)の稽古(長正館矢田中稽古)

2018年03月29日 | 剣道・剣術
奈良の剣友から「矢田の中学校って奈良の矢田ですか?」って聞かれた。

奈良の矢田は大和郡山市で、アジサイで有名な矢田寺、
厄除けで有名な松尾寺が矢田にある。

長正館の水曜稽古は大阪市東住吉区の矢田である。
元の長正館は近鉄南大阪線矢田駅の近くだが、
現在の稽古場所の矢田中学校は駅から1キロ半ぐらい離れている。
自動車で来る者は近場のコインパーキングを使う。

さて稽古。
矢田中学校体育館にて19時半から。
F六段は会社の都合で休み、K新五段は白内障とかで休み。
I剣士も手首の炎症が治らないので休みなので参加人数は少ない。

基本稽古は小学生2名とK五段で始める。K五段の指導。
途中で井上館長が口頭指導に入られた。
私は子供指導の経験がほとんど無く眺めているだけ。
K君、左足の引き付けの際に足のつま先で床を滑らせるので注意。
以前から足の甲が床に着くような引き付けになるので気にはなっている。
切り返し、振り上げ方、足の引き付けなどたくさん指導され、
頭が一杯になったのか泣き出してしまった。難しいものだ。

稽古はO君、K五段、遅れてやってきた弟子とだけ。
K五段には攻め足からの技、相面の稽古を中心。
弟子も実戦的な基本技と相面、地稽古、その他。

お互いに慮点(りょてん、間境と同じ意味)を意識しているので、
打っても打たれても良い稽古になる。相面勝負3本を繰り返す。
相面を少し遅らせて下から切り落とす方法も教えたがこれはオマケ。
今は真っ直ぐ打てればそれで良い。

自分としての課題は「慮点(間境)をどう超えるか」である。
今のところ、虜点のすこし手前で打てる姿勢をしっかり作り、
右足を出しながら虜点を超えるという意識と姿勢作りである。
相手があるので「打てる姿勢」を作る暇が無く流れて打ってしまう事もある。
まずは気持ちが途切れないように。
難しいが面白い。


(最初は3人稽古、稽古量が少ないので子供たちの動きはぎこちない)


(弟子とK先輩、先輩は弟子だったが一度破門されている(笑))
コメント
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