大学生の頃はラジオばかり聞いていた。
千葉の松戸の北小金の下宿屋の6畳間だった。
テレビなど贅沢な時代だったのだ。
ある夜、ラジオで、神田広美の「人見知り」という曲が流れた。
歌は下手なのだが声は透き通っている。
都会の中で恋愛経験の少ない女性が、
年上の彼からあっさりと別れをつげられるという切ないストーリーが、
歌唱力の未熟さと何故かぴったり合って、金も無いのにレコードを衝動買いした。
ジャケットの写真が、密かに憧れていた、
大学の正門前のパン屋の女の子に似ていたせいもあった。
神田広美・・・ふと思い出し、ウィキペディアで調べると、
「現在アメリカで活動している日本の歌手、作詞家」とある。
さっそくyoutubeで「Hiromi Kanda」の名で検索するといくつか出てくる。
ジャズに転向して、歌唱力も上がっていて見違えてしまった。
昔の片思いの女性が、遠くで元気で暮らしているのを見つけたような、
そんな気分になってyoutubeの彼女の歌を聴いていた次第。
うんそうだ。今夜はバーボンでも飲もう。
(哀しみ予報というレコードのジャケット)
(薔薇詩集というレコードのジャケット)
(ジャスジンガー、Hiromi Kanda、そっか、もう40年も経つんだ・・・)
千葉の松戸の北小金の下宿屋の6畳間だった。
テレビなど贅沢な時代だったのだ。
ある夜、ラジオで、神田広美の「人見知り」という曲が流れた。
歌は下手なのだが声は透き通っている。
都会の中で恋愛経験の少ない女性が、
年上の彼からあっさりと別れをつげられるという切ないストーリーが、
歌唱力の未熟さと何故かぴったり合って、金も無いのにレコードを衝動買いした。
ジャケットの写真が、密かに憧れていた、
大学の正門前のパン屋の女の子に似ていたせいもあった。
神田広美・・・ふと思い出し、ウィキペディアで調べると、
「現在アメリカで活動している日本の歌手、作詞家」とある。
さっそくyoutubeで「Hiromi Kanda」の名で検索するといくつか出てくる。
ジャズに転向して、歌唱力も上がっていて見違えてしまった。
昔の片思いの女性が、遠くで元気で暮らしているのを見つけたような、
そんな気分になってyoutubeの彼女の歌を聴いていた次第。
うんそうだ。今夜はバーボンでも飲もう。
(哀しみ予報というレコードのジャケット)
(薔薇詩集というレコードのジャケット)
(ジャスジンガー、Hiromi Kanda、そっか、もう40年も経つんだ・・・)