稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

剣道形で注意すべき点(3月1日の木曜会稽古)

2018年03月02日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
今年8回目の木曜会稽古。
四條畷の市民活動センター体育館。

前回(7回目)を欠席したので今週が剣道形の稽古だとは知らなかった。
まあ、いつも木刀は車の中に入れているので大丈夫。
20時から21時過ぎまで。全員で40名ほど。

参加人数が奇数になったので、横から見たり指導したりとなる。
実は形稽古は四段の時に東京の武道学園の丸山鐵男先生の前で大恥をかいてから、
けっこう自分なりに一生懸命取り組んできたつもりだ。
もう30年以上もほど前の話だ。


(故 丸山鐵男範士八段、写真は全日本剣道連盟サイトより拝借)

以下、師匠が言う間違い易い点、自分として気がついた点のみ書き記す。
細かな所作については文章では表現できないので省く。

所作

跪居(ききょ)=跪座(きざ)
両膝をつき、つま先を立てて、踵(かかと)の上に尻をおく姿勢。

座る際は、左右と膝を付き、跪座(立てた踵の上にいったんお尻を乗せる)から座るが原則。
立つ際も、跪座(立てた踵の上にいったんお尻を乗せる)から右左と立つのが原則。
子供は長時間の正座で足が痺れていることがあるので跪座を推奨。
ただし、レベルに応じて跪座は省略しても良いとのこと。(以上、3月9日、訂正)

大刀を帯刀の際は柄頭が身体の中心の位置。

帯刀時の礼で持った木刀が動かないように。

1本目
仕太刀は剣先方向に抜くこと。

2本目
お互いが3歩で入った間合いは横手(よこて=切先の根元)では無く一足一刀の間合いである。

3本目
下段の間合い、位置や、上げ具合は仕太刀が打太刀に合わせること。
仕太刀の「入れ突きに萎(な)やす」が出来ていない人が多い。

4本目
仕太刀、脇構で相手から刀身が見えている人が何人か見受けられた。
打太刀が突いた時に、目だけで仕太刀を追っている人が多い。顔も向けること。

5本目
打太刀はしっかりと仕太刀の面に届くように打つこと。
でなければ摺り上げが出来ない。

6本目
縁の切れないように。
仕太刀が上段から下がるのは右足から。左足から下がる者が少なからずいる。

7本目
打太刀は捨て身の面を打ったあと、すぐに仕太刀のほうへ顔を向けること。


(これだけいると数組見るのが精一杯だった)


(どこで間違い易いか・・・という良い勉強になった)
コメント
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