稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

基本稽古と1分半稽古(木曜会、3月30日)

2018年03月30日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
完全に風邪をひいたみたいで調子が悪い。
もともと呼吸器系は弱い。年中、咳をしている。
持病と言えるアレルギーが鼻の奥にあり、
それが時限爆弾のように喉をイジめ時々爆発するわけだ。

寒気がするので稽古は無理かもと思いながら10分ほど横になっていた。
気温は20度を超えていたのに暖房を入れて車を走らす。
見学だけにしようか、きつくなれば稽古から抜ければいいか・・
なんて思いながら稽古着に着替えていた。ああ情けない。


(稽古前の風景、各々柔軟をしたり素振りをしたり・・・)

さて、今年12回目の木曜会稽古。
四條畷の市民活動センター体育館半分。途中から全部。

面を着けて3人組。
大きく伸びやかな切り返し、呼吸法の切り返し。

「手と足が一致しない人がいる」と全体注意有り。
右足出しながら手を上げ、打つと同時に左足を引き付ける。
これが基本だが、振り上げてから足を出してしまうのだという。
これでは気剣体の一致にならない。
頭が沈み込むクセのある人、ジャンプしながら切り返しをするクセの人、
こういう人は頭を平行移動しながら大きく足を出すことを意識しすること。

近間で、ゆーっくりの面打ち、脇を見せないで面打ち。
少し遠間からゆっくり右足出して一度止まって素早く面打ち。
遠間から気合を出し、自分の打ち間まで入って面打ち。肩残心。

自分の打ち間まで入って、相手が右足を出そうとしたところを面打ち。
(弓を引き絞ったような感じでいつでも打てるという体勢が必要)

有形の先々の技、無形の先々の技の説明あり。
無形の先々ので面を打てれば最高の技である。

出小手、返し胴、小手に対する応じ技(相小手面、表摺り上げ面、
裏摺り上げ面、小手返し面)、相面勝負、
面を打とうとした瞬間に受けるタイプの人に対する右横面。

1分半の立ち合い稽古。打っても打たれてもしっかり残心すること。
3人交代で2組6人、プラス自由に相手を選んで2人、計8人と立ち合い稽古。
切り返しをして終了。

最後の話。
1分半の稽古の中で自分の全てを出すという稽古は大事で、
途中で気の抜けた稽古をいくら続けても駄目であるという話だった。

何とか最後まで稽古が出来たが、
そうしても1分半の間に気が抜ける場面が出て来る。
体調が悪いせいもあるのだろうが大いに反省する。


(1分半の立ち合い稽古は、審査稽古でもある)


(残心と間合いには特に気をつけて、縁の切れない稽古をする)


(打った打たれたでは無い、基本技を稽古の中で再現することを目指す)
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