稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

出稽古二部錬(3月11日)

2018年03月12日 | 剣道・剣術

(ダイキンの駐車場の車、かわいい!)

昨日は二部錬。
午前10時から12時までは摂津。
摂津市剣道協会主催ダイキン工業有心館合同稽古会。
八段の先生が6人、七段が17人、六段以下が50人、総勢73人。

最初は八段先生に掛かるので待ち時間があって楽チンである。
4月15日の全日本八段戦に出場する新屋誠先生に並んだ。
隣の佐藤誠先生の稽古ぶりと新屋誠先生の稽古ぶりを同時に見れる好位置だ。

さて佐藤誠先生の見事さの話である。
私が一目置いているT七段(八段挑戦者)に、最後の1本勝負、
蝕刃から交刃、少し間合いを詰めたと思ったら、すーと右足が出て、
いつも木曜会で教わっている基本技のごとくの面を見事に打ったこと。
姿勢気勢、間合いも絶妙だが、その後の、攻め、溜め、打ち、残心も完璧だった。
素晴らしい!あのような面を打ってみたいものだ!

自分の番が来て新屋先生に掛かる。
新屋先生は試合を意識されているのか荒々しくて怖いほど。
小手も面も何本も入れられてひたすら感謝感激な数分間だった。
新屋先生の気迫はすごい。エネルギーに満ち溢れている感じだ。


(総勢73人の大稽古会)


(新屋先生に掛かるT七段)

後半は元立ちに。
元立ちは苦しい。休めない。

そして最後は新屋誠八段と住野圭市八段との5分間の模範戦。
審判陣は岸本勝信、佐藤誠、田頭啓史のこれまた八段。
こんな豪華な試合を目の前で拝見できて本当に充実した稽古会だった。
新屋先生にはぜひ良い成績を取っていただきたいものだ。


(住野圭市八段と新屋誠八段、新屋先生の小手が決まる)


(住野先生の突きが決まったかのように見えたが不充分)


(その後も惜しい技が出たが、結果は新屋先生の1本勝ち)

終了後、急いで着替えて事務所に戻る途中で牛丼の昼食をとる。
歯が痛くてあまり噛めない。ほとんど飲み込んでいたという感じ。
新しい稽古着と防具を詰めて痛み止めのバファリン飲んで自転車で石切の剣道場まで。
自転車だったのは駐車場が満杯かな?と思ってだったがこれは杞憂だった。


(あまりに歯が痛いので取り合えずバファリンで誤魔化す)

こちらは七段受審の立ち合いに4回出場した。
そのあと地稽古。16時半まで。

最後はもうフラフラで、帰りに自転車に乗ったら転けそうになってしまった。
しかしそれなりに大変勉強になった稽古会である。


(六段受審、七段受審者の立ち合いを複数回行う)


(岸本八段による指導、呼吸を読む大切さを色々な事例で教えていただいた)
コメント
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