言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

失敗を表彰する?

2012-05-13 10:05:02 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

朝からよく晴れています。
気圧配置からいえば冬型なので、冬晴れとでも形容できるようなきれいな青空が天空に広がっています。
気持ちのいい初夏です。
昨日、一昨日と空気が冷たく、昨夜などはまた片づけていた電気式毛布を出してきて、敷きました。
北海道の北見地方では雪が積もったというニュースもありました。


私が勤めていたときの社長は、私たち社員がミスをするといつも口にする言葉がありました。
ミスをするなら、会社がつぶれるぐらいの大きなミスをしろ」という言葉です。

これはいったいどういう意味なんだろうといつもその度に考えさせられました。

最初に頃考えたのは、
本当にそんな大きなミスをしたら会社がつぶれてしまうから、気をつけろ」ということなんだろうな、と単純に考えていましたが、最近ではそれはまあそうなんだけど、もうひとつ違った意味もあるのだなあと思うようになりました。


ビジネス関係の本をよく読むようになると、成長する会社のトップがよく言う言葉に
失敗を恐れてチャレンジしないことよりも、果敢にチャレンジしての結果としての失敗はしてもいい。その失敗が必ず次の何らかの成果を生むために土壌になる
というようなことです。

その通りですね。

さて上記のことを思い出したのは下記からです。

昨日Yahoo!のニュースをぼんやり見ていたら、あるヘッドラインに目がいきました。
それは「社員表彰に「大失敗賞」 その“栄誉”に込めた思い」というものです。

以前一度聞いたことのある『大失敗賞』という言葉でしたので、クリックして本文を読んでみました。

成績優秀者を表彰する社長賞などは普通にどの会社でも採用している表彰制度でしょうが、『大失敗賞』というのはユニークです。
普通なら大失敗だと、賞の代わりに待っているのは左遷か馘首です。
それを逆に顕彰するというこの制度には大きな意図が隠されています。

それは、チャレンジ精神がいつまでも衰えないように常に社員を鼓舞するためのものではないでしょうか。

仕事には失敗はつきものです。
しかしその失敗にもいろいろあり、精いっぱいつくさなかった失敗もあれば、ひたすら努力した末の失敗もあります。
『大失敗賞』は、後者の失敗は失敗ではなく、明日に成果をもたらすための経費だと考えるということですね。

そのニュースコピーの中にはこういうコピーもあります。
たとえその失敗によって会社に幾ばくかの損失を与えたとしても、『会社は失敗を乗り越えるノウハウを得たことになり、今後の事業展開にとってプラスになる』との価値判断がこの賞のカゲにある。
『もちろん挑戦して成功すれば一番いいのですが、何もしないよりは挑戦して失敗する方がいい。失敗したからといって、代わりの人材もいない。一度失敗しても、次は活躍してほしい』社員が少ない中小企業にとって、人材を大事に育てたいという思いも込められている。

(産經新聞5月12日(土)15時26分配信)


ところで話は元に戻りますが、あのとき言っていた社長の言葉の意味ですが、それは多分こういうことではないでしょうか。
どんなに小さなミスでも放っておくと、いずれ大きなミスになって会社をつぶしかねないものになる。だからミスは小さなうちにひとつひとつ検証してつぶしていくことが大切だ」ということではないかと考えています。


さあ今日もがんばろう!

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