こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。
昨日は3月下旬並みの寒さでした。
今日はさらにそれよりも数℃気温が低くなるということで、今も北風が強めに吹いています。
私は自慢じゃないですけど、広告会社に勤めていたときは上司としてはけっこう扱いにくい社員だったと思っています。
自分で今のコンサルタントという仕事を始めるようになってから、たくさんのビジネス書や少しの自己啓発書を読むようになりました。
やめるまでに読んだビジネス書といえばたったの2冊。
本田宗一郎氏の「私の手が語る―思想・技術・生き方」とアイアコッカ氏の「アイアコッカ―わが闘魂の経営」です。
両書ともに感銘を受けましたが、それは経営者としてのビジネス上での感銘ではなく、ただその生き方に感銘しただけのことでした。
それ以外は純文学とエンタテインメント、それにSFばかりでした。
とにかく手当り次第と言っていいほど本を読みあさりました。
これは大学に入ってからのことで、今までそれが続いていますので、私の本が今一室を占領しています。
(残念ながら引っ越しの度に数百冊は捨てています)
さて、それほどたくさんの本を、特に純文学に親しんだものですから、思考がどうしても自分本位になるわけですね。
自分本位と言ったら大げさですが、自分はこう考えるということがまず来るわけで、それが仕事にも出てくるわけですね。
上からこれをしなさい、と言われても、素直に引き受けようとしないで理屈をこねくり回して、自分なりの解釈でやってしまい、結果が上司の思惑と違ったりして、ちょっと違うなあと言われても、自分の主張をあまり曲げないで、自分にいい方へ妥協点を持ってくるんですね。
それだって自分の想いがちょっとはぐらかされたようになっていると思って、あまりいい気はしないという、本当にわがままな社員でした。
自分でも、ここはちょっと弱いなあと感じているところを上司にその通り指摘されると、すぐにむっとなってしまう、そんな取り扱いにくい社員でした。
それでも同じ会社に30年以上勤められたのは、懐の深い前社長のおかげだと思っています。
その社長が亡くなり、その社長の下でやっていた専務が社長になってから、その人はそんなわがままな私を扱いきれなくて、さらには年齢的なこともあり、待遇面でじわじわとやめざるを得ない状況になりました。
ある日とうとう辞表を出してしまいました。そうしないと後は飼い殺し的な状況しか待っていませんでしたから。
多分彼の思惑通りに行ったのでしょうね。多分ほっとしたことでしょう。
その社員時代の自分を、今の自分が見ると、こいつは本当にわがままでばかな社員だなあと思います。
自分でも忸怩たる想いがありますね。
どうして在社当時からビジネス頭になれなかったのだろうと悔やまれます。
文学に傾倒し、自分でもそれなりに考え方を持ち、それに案外固執して生きてきたようです。
大学時代にかじったマルクスの資本主義に対する考え方が、どうしても会社をやめるまで抜け切らなかったようですね。
管理すると言えば、それは人を縛るものでしかないと考えたり、なぜこれだけ働いているのに、その対価としての給料は少ないのか、ほうれん草なんてバカがやるものだなんて尊大なことも考えていて、連絡、報告、相談などはほとんどしませんでした。
そんなことをしなくても、ちゃんと仕事の結果で分かってくれるだろうという想いもありました。
あのときからきちんとそういったビジネスの基本を行っていたら、もっと違ったいいビジネスマンになり、いい経営者になれていただろうなあと思います。
今になってその当時の社長の言っていた一言一言が胸に沁みます。
バカですねえ。
ですからその大反省の上に立って、今逆に中小企業の皆さんに、自身を反面教師にコンサルティングをしている次第です。
今日は反省の弁になってしまいました。
辞表を出した後自分でコンサルタントとして一歩踏み出したときの挨拶状に書いた一行があります。
「事業家としては初心者であり、とても遅い出発ではありますが、出発には遅すぎるということはないという固い信念で………」
出発には遅すぎるということはない。
今でも思っています。
心を入れ替えての遅い出発でした。
さあ今日もがんばろう!
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com
また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。
また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
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このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。
▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。
消費者目線のマーケティング
繁盛店になりたいか!
「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」
あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
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昨日は3月下旬並みの寒さでした。
今日はさらにそれよりも数℃気温が低くなるということで、今も北風が強めに吹いています。
私は自慢じゃないですけど、広告会社に勤めていたときは上司としてはけっこう扱いにくい社員だったと思っています。
自分で今のコンサルタントという仕事を始めるようになってから、たくさんのビジネス書や少しの自己啓発書を読むようになりました。
やめるまでに読んだビジネス書といえばたったの2冊。
本田宗一郎氏の「私の手が語る―思想・技術・生き方」とアイアコッカ氏の「アイアコッカ―わが闘魂の経営」です。
両書ともに感銘を受けましたが、それは経営者としてのビジネス上での感銘ではなく、ただその生き方に感銘しただけのことでした。
それ以外は純文学とエンタテインメント、それにSFばかりでした。
とにかく手当り次第と言っていいほど本を読みあさりました。
これは大学に入ってからのことで、今までそれが続いていますので、私の本が今一室を占領しています。
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さて、それほどたくさんの本を、特に純文学に親しんだものですから、思考がどうしても自分本位になるわけですね。
自分本位と言ったら大げさですが、自分はこう考えるということがまず来るわけで、それが仕事にも出てくるわけですね。
上からこれをしなさい、と言われても、素直に引き受けようとしないで理屈をこねくり回して、自分なりの解釈でやってしまい、結果が上司の思惑と違ったりして、ちょっと違うなあと言われても、自分の主張をあまり曲げないで、自分にいい方へ妥協点を持ってくるんですね。
それだって自分の想いがちょっとはぐらかされたようになっていると思って、あまりいい気はしないという、本当にわがままな社員でした。
自分でも、ここはちょっと弱いなあと感じているところを上司にその通り指摘されると、すぐにむっとなってしまう、そんな取り扱いにくい社員でした。
それでも同じ会社に30年以上勤められたのは、懐の深い前社長のおかげだと思っています。
その社長が亡くなり、その社長の下でやっていた専務が社長になってから、その人はそんなわがままな私を扱いきれなくて、さらには年齢的なこともあり、待遇面でじわじわとやめざるを得ない状況になりました。
ある日とうとう辞表を出してしまいました。そうしないと後は飼い殺し的な状況しか待っていませんでしたから。
多分彼の思惑通りに行ったのでしょうね。多分ほっとしたことでしょう。
その社員時代の自分を、今の自分が見ると、こいつは本当にわがままでばかな社員だなあと思います。
自分でも忸怩たる想いがありますね。
どうして在社当時からビジネス頭になれなかったのだろうと悔やまれます。
文学に傾倒し、自分でもそれなりに考え方を持ち、それに案外固執して生きてきたようです。
大学時代にかじったマルクスの資本主義に対する考え方が、どうしても会社をやめるまで抜け切らなかったようですね。
管理すると言えば、それは人を縛るものでしかないと考えたり、なぜこれだけ働いているのに、その対価としての給料は少ないのか、ほうれん草なんてバカがやるものだなんて尊大なことも考えていて、連絡、報告、相談などはほとんどしませんでした。
そんなことをしなくても、ちゃんと仕事の結果で分かってくれるだろうという想いもありました。
あのときからきちんとそういったビジネスの基本を行っていたら、もっと違ったいいビジネスマンになり、いい経営者になれていただろうなあと思います。
今になってその当時の社長の言っていた一言一言が胸に沁みます。
バカですねえ。
ですからその大反省の上に立って、今逆に中小企業の皆さんに、自身を反面教師にコンサルティングをしている次第です。
今日は反省の弁になってしまいました。
辞表を出した後自分でコンサルタントとして一歩踏み出したときの挨拶状に書いた一行があります。
「事業家としては初心者であり、とても遅い出発ではありますが、出発には遅すぎるということはないという固い信念で………」
出発には遅すぎるということはない。
今でも思っています。
心を入れ替えての遅い出発でした。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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