言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

トイレにあったPOP

2011-11-02 09:20:44 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝も晴れました。
秋の空、ですね。
明日の文化の日も晴れそうです。



▲これは最近行ったセブンイレブンのある店の、男性用トイレに貼ってあったPOPです。
カタログ的に上手にデザインした、これから発売される新商品を紹介してあるものです。

まるでプロのデザイナーがデザインしたようです。
書かれている文字は読みやすく、それぞれ同じぐらいの文字数で、説明されています。
同じような大きさの写真を丁寧に切り取り貼りつけたものですが、配置もうまく、ゆっくりと読みたい気になります。
思わず用を足した後、携帯で撮ってしまいました。

トイレにはもったいないようなPOPでしたが、逆にこの前には必然的に20~30秒はじっと立つわけで、その間は動けないので、いやでも読んでしまうわけで、ここに読みたいと思わせるPOPがあれば、確実に読んでもらえるわけです。

ひとつだけ欲を言わせてもらえば、ここは男性専用のトイレなので、男性向けの商品をピックアップして書くということも考えた方がいいですね。
そして女性用トイレには女性向けの商品を説明するというように考えれば最高でしょう。

でもこのPOPはデザインという説明と言い、文句のつけようもない素晴らしいものでした。

空いている壁を見事に利用し、さらには嫌みにならないように気配り(売り言葉がなく、ではなく商品説明のみ)も行き届いていると感じさせるいいPOPです。

お客様に店の内容や商品をお知らせするために必要なPOPですが、やたらと貼ってお客様の不興を誘うだけのものも少なくありません。
必要な内容を、限られた文字数で、売り言葉ではなく、商品の説明ーー特にお客様の利益になることを書くということと、もうひとつ大事なことは、上記のような貼る位置、場所の選定が大事で、その場所によって内容も、文字数も変えるということが大事ですね。

ただ自分たちの言いたいことを書いて貼ればいい、というだけのPOPは不快なだけで、何の足しにもなりません。
一番お客様に近い広告物なだけに、いっそう配慮も必要なのではないでしょうか。

たかがPOPですが、されどPOPです。
そのたった1枚のPOPから店内のヒット商品を生み出すことも可能ですが、逆に店そのものを貶めてしまうものもありますので、気をつけたいものです。

それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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