言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

真似されてこそ、本物

2014-11-24 09:53:48 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


11月24日月曜日、振替休日。
休日ですが、なんかそんな感じは少しもしません。
こちら前橋は朝から曇り空。
雨にはならないと思うけど、暗いですね。

一昨日の地震のあとの状況が今頃になって伝わってきていますが、そんな中、亡くなった方がゼロというのは奇跡だと新聞などにも紹介されていました。

ほんとうによかったですね。
家屋が潰れているのは局地的で、何か竜巻のあとのような感じになっています。


さて本題です。


メーカーや飲食店などに伺っていると、よく聞かされる言葉は、「真似されたくない」とか、「せっかく作ったのに、真似されてしまった」という言葉です。

悔しがりながら言います。

確かに、せっかく苦労して作り上げたものを、そのいいとこ取りをされると、いやあ~な気分になることは多分にありますが、そこは考えようです。


世の中を見回してみても、真似したものでオリジナルよりもヒットしたものはあるでしょうか。

よく似たものでオリジナルよりもヒットしたものは、必ずそこにオリジナルにない工夫を加え、それそのもので独自なものに仕上げています。


もともと日本人はそうして明治以降西洋のものをどん欲に取り入れ、自分たちのオリジナルに昇華して、今の経済大国を作り出してきました。

車も発明はドイツですが、今やトヨタは世界一の自動車メーカーになっています。
電車だって、蒸気機関車を発明したのはアメリカですが、今や新幹線は世界一の技術で逆にその技術を輸出しています。


まったくそっくり外側部分だけを真似していたら、そう、どこかの、人間だけは多い大国のようになっていたでしょう。


真似されて怒っていたってしょせんしょうがないことで、ただ腹立たしいだけです。

そこで考え方を変えてみませんか?


『真似されるほど、この製品、メニューは優れているんだ。人の気を引くことができるものなんだ』と。

そしてオリジナルには一日の長というものが歴としてあり、その開発に費やしてきた時間は絶対に真似ができないものです。

その時間こそが、できあがったものよりも大切なものなんです。


失敗を繰り返してきた時間ことが、これからも生きてきます。

その商品に不具合が出ても、失敗の積み重ねがあるので、きっとその原因に早く思い至ることができるはずです。


しかしただ真似したものなら、なぜそうなるのか、まったく判らないことの多々生じてくるのです。


そうして時がたつと、二番煎じ、3番煎じ商品は気がつくと、いつの間にか市場から消えてしまっていることが多いのです。

消えてなくてもその存在は微細なものでしかありません。


真似されて、本望。

そう思うと、自慢できます。

またそのようなものでないと、真似されません。

真似されるということは、そのものが素晴らしいものであるからにほかならないんですから。


特許を取らないで、後悔したことでその商品の市場が大きく広がっていったという商品も世の中には多くあります。

特許を取って技術を公開しないでいると常に閉鎖的な市場でしか広がらないものが、それを公開することで、爆発的に広がるものもあります。

自分たちで広告費を全然使わなくても、その真似した会社がそれを広告してくれるのですから。


さて、今日の「いいもの探し」です。

昨年の秋、やっとわが家の玄関先の塀などを作り、そこで余ったセメントレンガを利用して駐車場予定部分の敷石にしようと、少しずつ時間があるときだけ敷いていたものが、やっと2年越しに完成しまして、昨日車を入れてみました。

なにぶん寒いとき、暑いときのはできないもので、今までかかってしまいました。
もちろん一番は単なる怠け心ののせいで長引いただけですけど。

何度か車を出し入れして慣れないときちっと入らないのですが、ほんとうにホッとしています。
縦列ですが、2台入りそう。




それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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