68歳で彼の地に赴いた親しかった従兄のNさん、今年13回忌を迎え、数多い従兄で出席できたのは爺一人、他は体調不良などで代理の子供たち、Nさんの話題もなく、7回忌での話題を思い出しながら、時を過ごす。
Nさん、二人の姉と3人姉弟、跡取り息子とあって、異常なほど過保護に育てられたと聞いており、Nさんの健康状態には格別気配りしていた父親、毎日、排泄するウンチまで確認していたというから。
中学生時代、冬季は学校近くのNさんの家で過ごした爺、すでに社会人のNさん、酒とタバコと映画の好きな人で、酒は毎日晩酌できる時代ではないが、腰を落ち着け,同じ話を繰り返し、お喋りしながら相手がダウンするまで飲み続ける。
ヘビースモーカーのNさん、当時は一人に一個しか売らない時代、煙草店の前は朝早くから親のたばこを買う子供達が大勢並んでいたもの、爺も一緒に並んでNさんの、煙草買い。
2軒あった映画館、一週間単位で代わる毎に通う映画好き、時々一緒に連れて行ってもらったものの、題名も内容も記憶に残っていないが、熱心に観覧していたNさんの姿がよみがえってくる。