爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

ゴム長靴

2009年02月06日 | ブログ

久しぶりの大雪で長靴を履いてのお買いも爺が履いてる黒い長靴はあまり見受けない、男は黒、女は赤と決まっていたものだが、最近は男女とも防寒にも優れたカラフルなものが殆ど。

爺が小学生のころは、わら靴履いて農家の子供が大部分だが、当時のゴム長靴防水だけで防寒でないので、長靴専用の厚手の靴下を履き、除雪した道路はないので、時々雪の深みにはまり、友達の肩を借りて片足づつ靴の中に入った雪を靴底を持ち、たたきながら取り出していたもの、ふっくらした足なら隙間がないので入りにくいのだが。

戦時下の小学生、足が大きくなると兄弟や親せき内でお下がり、破れるとゴムきれを張って修理、足底のぎざぎざが、すりへると、滑りやすいので縄をまいて利用、新品の長靴など履いた記憶はなく,絆創膏だらけの靴のことしか覚えていない。

長靴に限らず、衣類 帽子など、おじさんの、お下がりが多かったのも記憶にあるが、当時も今も、惨めだったとは思っていないし、むしろ捨てることができず、最後まで物を大切にする心が育った年齢だと言って良いのかも。


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