爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

お笑いお茶飲み話

2009年05月23日 | ブログ

久しぶりに手芸店を営む80代のTさんご夫婦とのお茶飲み話、耳は不自由だが近くに住む104歳の元気なおじいちゃんが今時、珍しく猿股に入れるゴム紐を買いに店にやって来た話から、昔の年寄りが着用していたラクダ色の猿股、その前身の越中褌まで話題が遡り大笑いのひと時を過ごす。

子供のころ見た親父はもとより成人男子の下ばきは越中褌だ、クラシックパンツとも言われた長さ100センチ、幅34センチの布に紐をつけた金隠し用の下着であり、現在の医療用に使用するT字帯と言ったところ、ラクダ色の猿股を着用するようになったのは戦後になってからだと聞いている。

国鉄の共同風呂を利用していた爺、仕事を終え入浴する職員達の下ばきは、みんな見慣れた越中褌で、何の違和感もなく、脱ぐときは静かに丸めて棚に収めるが、着用する時は,褌の両端を持ってホコリでも払うように床に向かってパンパン威勢のいい音を立てて払い落してから、おもむろにしめる、ノミやしらみを、はたき落とすための動作だとも聞いたが真実は分からん。


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