<script language="javascript" src="/.shared-blogzine/decokiji/deco1002_line2/deco.js"></script>
「薬も過ぎれば毒となる」薬に関わる諺だが、昨今インターネットサイトから個人輸入の薬、医師や薬剤師の指導も受けず素人が服用する薬による副作用で健康障害が起きているというが。<o:p></o:p>
昭和40年頃だと思うが、辺地が多い旧Y町のベテラン保健婦Mさんの活動の一こまを紹介しよう、地域の老人達のバス旅行に同乗することになったMさん、先ずは、乗り物酔いに不安を抱いている者を事前に把握。<o:p></o:p>
今日のように薬の豊かでない時代、密かに胃酸を包んで人数分を用意、酔い止と称して事前に希望者に飲ませたたところ、誰も車酔いもなく、「保健婦さんから戴いた薬は良く効いた」と感謝の言葉が返ってきたという、昔の年寄りの素朴な姿を垣間見る。<o:p></o:p>
識者だらけの現代の年寄りには、通用しない手段だろうが、機転を利かせたM保健婦の手法は当時の仲間達の語り草となっているのも事実、日頃から地道な訪問活動を重ねてきたM保健婦との信頼関係がなせる技でもあろう。<o:p></o:p>
<o:p>