普段、サイレンと鐘を交互に鳴らしながら火災現場に向かう消防車に出会ったり、遠くや近くで音だけを聞き流しているが、まさか身近で火事か起こると想定している人はいない。
3月31日、早めに夕食を済ませプロ野球中継を見ていた夕方6時過ぎ、サイレンと鐘の音が近くで止まったようなので、見たら赤色灯を付けた消防車が我が家の近くに停車中。
すでに50メートルほど離れた斜め向かいのSさん宅が高く燃え上がっていた、一瞬戸惑いながら支度を整え外に飛び出す、ご近所の奥様たちは不安と震えで身を寄せ合いながら消火作業を見守る。
近くで火事場に出会ったことは無い方が殆どでないだろうか、みんな改めて火の怖さを再認識する機会になったようで、死者も怪我人も無かっただけが不幸中の幸いだったかと。