我が家の物置、押し入れ、箪笥、本箱、食器棚等々、家中の保管場所には、不要品が身動きできないほどある、気にはなっているが、それぞれに歴史があり、勿体なくて処分できないでいる。
数回の引っ越しの際に整理したつもりでも、次から次へと貯まるばかり、年を取って整理し過ぎると死に急ぐようで、何となく気が進まなくなる、息子たちに任せるしかないのかも。
両親の遺品整理を思い出す、昔は、親族や親しかった方が形見分けと称して、有効に利用してもらっていたようだが、物の豊かな今のご時世では望む人はいないのが実情。
利用することが無かったお客用の寝具、座布団、瀬戸物、コップ類が膨大な量だったが、たまたま中越沖地震の被災者との縁があって、無駄にすることなく整理できて両親も喜んでいると思う。