爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

夏の風景

2016年07月15日 | 日記

近頃では見られない懐かしい風景の一つ、暑い日の午後から夕方にかけて雷を伴って突然降り出すどしゃぶりの雨、短時間で止んだ後の涼しさ、お日様の光に合わせて鳴き始める蝉の声。

子供の頃、夜は暑くて早々に寝床に入ることはできないので、大人は玄関先で長椅子に座り夕涼み、ご近所同士で世間話が弾んだり、子供たちは蛍をとったり線香花火で遊んだり。

人はみんな、寒いときは耐えている、暑いときは怒りっぽくなる、涼しい時は機嫌よくなる、暑さで汗びっしょりの時、一瞬さわやかな風が通り抜ける「極楽のあまり風」の心地よいこと。

我が家の夏、日中は外から涼しい風が飛び込んでくる間は、窓を全部開けっ放して暑さを凌ぐ昔と変わらない生活、必要によりエアコン、扇風機.うちわを有効活用しながら静かに。


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