回転ずしが世に出回る前は、値段が表示されている大衆店を年に何回か利用する程度だったが、「並,上、特上」3種類の中から何時も「上」か「並」を注文していたと思う。
或る日、小学生だった二人の息子から、たまには特上寿司を腹いっぱい食べたいとねだられ、要望に応えてやったことがある、2人前を完食した子供たちの満足顔を思い出す。
注文が多いのは「上」で、特上は勿体ないし、たまに食べるのに並では物足りないとするのが庶民心理だそうで、推測だが100円寿司は昔の「並」、高値の回転寿司は昔の「上」か。
時々利用する高値の回転ずしK店で、職人に直接注文して目の前で握ってもらい、回らない寿司店気分を味わっていたが、6月から注文はタッチパネル式になり、作者不明の寿司では、少々味気ない気分。