間もなく85才になる、80代も半ばともなれば人生の終盤である、今はパソコン仲間と物書き仲間との触れ合いと語り合いで、気力の衰えにブレーキをかけてもらっている。
姿勢がいいねとか、元気だねとか、ホメ言葉を頂くことがあるが、今は嬉しい気持ちも半減、諸々の日常生活動作を通して、容赦のない体力と気力の衰えを実感しているこの頃である。
財布からのお金の出し入れに手間取ったり、指先を舐めなめ新聞や雑誌をめくったり等々、子供の頃から見慣れた年寄り特有の動作も今やわが身、歳を重ねると分かることが他にも沢山ある。
先日、テレビのリモコンが、長押ししないと反応しなくなったので、電気屋に持参したら、人間が老化すると脳からの指令が行動に移るまで遅くなるのと同じだと、分かり易い説明で買い替えたところ。