一昨日、85歳の誕生日を健康で迎えた喜びを胸に平常通り通過した、一日一回、ひと粒の痛風の薬を時々忘れながらも飲み続けているだけで、体の動きに大きな支障はないが、やや鈍くなった感がある。
8月に85歳になる家内が、何気なく言ったことが、嬉しいやら、おかしいやら、「私は一人では生きていけないから、あんたが死んだら、死んだふりをして一緒に付いて行く」と、出来ることなら連れていきたいが。
今は、夫婦ともども介護保険証は引き出しで眠ったままだが、目に見えない老化が日頃の生活動作の中で感じてきたようだし、ようやく介護の現状について関心を持ち始めたところ。
喜怒哀楽を感じながら85歳までを振り返ってみると、歩いた道は舗装道路ばかりではない、途中に砂利道もあったし、穴ぼこもあったが、おおむね無難な道を歩いてきたことに感謝している。