昔、美人だ、美男子だと持て囃された人達も、そうでない人達も、年を取れば表情筋の衰えによる顔のたるみは避けられず、筋肉が緩んで垂れ下がってしまい、みんな格差のない顔になる。
顔の筋肉も使わないと衰えるので、日頃から表情豊かに過ごすように心がけようと言う、性格にもよるが、口を大きく開けて、笑ったり喋ったりすることも顔の筋トレになるそうだ。
平成3年から第2の職場で縁のあったU氏夫妻とは、今も新米を送ってくれる間柄、お礼の電話をしたら「年を取って見らんない顔になってしまったてっ」と、奥様の飾りのない言葉に笑ってしまった。
お遊びに、タブレットで撮った自分の顔を見たら、誰が見ても年寄りの顔である、豊かだった黒髪もなし、顔と頭の境界も不明瞭、シワとシミだらけの顔でも、世界で一人しかいない大切な顔である。