二人の息子を子育てから社会に送り出すまでの30年共働きすることが出来た。互いに出来ることを手伝い合いながら全てを一緒にやってきたが、結婚62年目の今も続いている。
子育ての頃は、勤めを終えた家内は八百屋、魚屋、肉屋など専門店で食材を求め、まな板とコンロでの調理。爺は預けた子供たちを連れて帰り、子供たちとのお遊びが一日の疲れを癒してくれた。
今では、調理されたものが何でもスーパーやコンビニに用意され、家のレンジでチーン。男女を問わず調理の苦手な人でも、バランスの取れた食事を選ぶ知識があれば良い、便利なご時世である。
夫も妻もフルタイム勤務が常態化して、家事、育児の分担を当番制にして公平を期しているとか耳にする。人それぞれ得手不得手がある、お互いに思いやる気持ちがないと長続きはしない。