5月6日、新潟市もワクチン接種予約が始まった。定期検診日だったので、家内と二人の予約を済ませた。初日とあって病院の窓口は予約する人と予約電話の対応に追われていた。
平成の大合併で、全国の各自治体の行政経費は軽減された反面、住民サービスは予想したとおりである。国の方針とは言え、ワクチン対応は病院と個人に丸投げ、予約競争になってしまった。
コロナ禍災害が発生したようなもの、行政も懸命に検討された結果だとは思うが、老い先の短い高齢者が予約競争している姿は哀れに見える。予約の手法に一工夫あって欲しかった。
全国には、家族、親族総がかりで電話とネットで予約を試みた人たち、両親の予約を取るために、携帯電話3台とパソコン一台を使って1時間も粘った人も居られたとか、愚痴もこぼしたくなる。