個人の家の除排雪は、今も昔も全て自己責任であり、豪雪地で作業が出来なくなった高齢者には冬の生活は厳しく、豪雪地の上越市(旧高田市)から雪の少ない新潟市(西区)に転居してから32年になる。
屋根の雪下ろしをすることは無く、玄関先と車の雪を払うだけだが、加齢とともにスコップの雪も年々重く感じつつ老骨に鞭打ちながら、運動不足解消を兼ねて無理せず直営で行ってきた。
警報級の大雪予報のとおり、19日早朝には20センチほど積もったろうか、今冬初めて除雪車が出動、日中も降り続いた。マイカーが無くなったので、除雪車が各家庭に配給した雪の始末は通路だけで済ませた。
長いこと豪雪地での生活で雪の扱いに慣れているとは言え、3か月後には卒寿を迎える爺、昨年までは何とか行っていたスノーダンプで玄関先の雪を排雪する体力も気力もなくなった。