ふくらはぎで健康チェツク
簡単にできる体操「つま先立ち」を実施すると効果が。
東日本の大震災による被災者は、狭い避難所に袋詰めのような状態のようだ。避難者の皆さんの健康が心配される。
専門家によると、筋肉は動かしてこそ働くので、1日じっと動かないでいると、筋肉ポンプも十分に働くことはできない。筋肉の収縮が起きなければ、下肢の血液がうっ滞し、水分がたまりやすくなり、この状態が、むくみを引き起こすことになるそうです。
東京にある小池統合医療クリニックの小池弘人院長によると、「診察の祭、ふくらはぎと足の状態を診ることにしているが、肩こりや腰痛、冷えといった症状を訴える人のふくらはぎは、総じて状態が悪いことが多く、静動脈瘤がたくさんあったり、非常に冷えていたりする。あるいは弾力がなく硬かったり、皮膚に張りがない、などの症状もある。」という。
そのような場合は、「主訴が肩こりや腰痛であっても、ふくらはぎをもみほぐすよう指導している。ふくらはぎをもみほぐし、状態を改善させると、全身の血の巡りがよくなって、肩こり・腰痛だけでなく、体全体の調子が良くなることがある。」と説かれている。
血流が改善されると、代謝が上がるため、冷えやむくみの解消に繋がり、また、免疫力が高まったり、自律神経のバランスが良好になったりするなどの効果もあるそうです。
そこで、小池院長がクリニックで行っているのは、ふくらはぎのもみ押し法進めているが、ややコツとテクニックを要するので、簡単にできる「つま先立ち」を推奨されている。足を軽く開いた状態で、平らな床に立ち、つま先立ちしたまま、数秒キープ、その後かかとをゆっくり下ろす。これを1セット10回、1日に3セットほど行う。直接ふくらはぎを触るわけではないが、これだけでも十分ふくらはぎへ刺激を与えることができるとのこと。
ぜひ、狭い場所でも、又、誰でもできそうだ。被災地の避難者の皆さんにもぜひ、薦めたい健康改善方法のような気がします。被災地の皆さん頑張ってください。
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