白の奥
花の心のまだ深く
仏の鎮座見ゆる気のして
何回季節が巡り来ても、忘れはしない、忘れられないことがある。
神戸が大きく揺れたあの日の事は。
私の青春を刻んだ元町駅の惨禍を見た時、涙が滲んだ。
引き帰す私の車の前を「緊急遺体搬送車」と書かれた車が走り続けた時、どっと涙が溢れた。
一つの命がこうして何処かへ運ばれていく。たった一朝の出来事のために・・・
あなたへ・・・時に苦難の道を、今我だけが、と思う若きあなたへ・・・
命を生き抜きましょう。
混沌とした暗闇の世ですが、生きてこその思いがします。
生き抜いたあなたこそが光となることを、私は信じて疑いません。
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